寒い季節にかかせない手袋。外でスマホを操作する機会もあります。
そのたびに手袋をはずすとめちゃ寒いε=(´ο`*)
そこでスマホ用手袋なるものを買ってみました。
指先だけが色ちがいになっていて、そこでスマホを操作すると反応するというものです。
なぜ?糸に秘密が?色なのか?
湧きおこる疑問。これは調べるしかないですね。
スマホ手袋とは
スマホ手袋の指先には色ちがいになっている部分があります。
それで操作するので、その指先の布になにか秘密があるようです。
スマホのタッチパネル
スマホのタッチパネルは人体から出ている静電気に反応してい操作できるような仕組みのようです。
タッチパネルは、画面に貼られた薄い膜のような部品。
その方式にはいくつか種類があるんですね。
代表的なものとしては、静電容量方式と抵抗膜方式というもの。
スマートフォンで採用されているのは、「静電容量方式」です。
静電気を利用したタッチパネルなんですね
静電容量方式は人体と導電膜の間に起きた静電気容量の変化を感知して位置を判断するのです。
つまりタッチパネルの中には多数の電極があり、それは縦横に走り表面はいつも静電気で覆われています。
指がタッチパネルに触れることで、指が静電気をすい取るという仕組みです。
センサーはどこの位置の静電気がすい取られたかを読み取り場所を特定します。
そうしてタッチ操作が実行されるということです。
そのため、導電性のない素材やタッチペン、爪での操作が出来ないということです。
いわゆる普通の手袋でスマートフォンに触れても反応しないのは、指と違って電気を通さないので静電気がすい取られないためなんですね。
なぜ手袋だと操作できないのか?という謎がとけました(^^)
というところで、手袋をはめていても操作するにはどうしたらいいか?
ここで登場するのが導電糸なんですね。
導電糸とは?
導電性繊維(コトバンク)引用
繊維を形成する高分子化合物はふつう絶縁体であるが,とくに導電性をもたせた繊維を導電性繊維という。石油化学工場における静電気による火災の防止,あるいは医薬品工業,精密電子工業におけるほこりの付着や放電の防止のために,優れた制電性を有する被服材料が要求されるようになってきた。現在開発されている導電性繊維には,(1)合成繊維の中に導電性のよい金属や黒鉛を均一に分散させたもの,(2)ステンレス鋼のような金属を繊維化した金属繊維,(3)有機物繊維の表面を金属で被覆したもの,(4)有機物繊維の表面を導電性物質を含む樹脂で被覆したもの,などがある。
とあります。
簡単に言えば、電気を流す性質をもっている糸ということですね。
そして導電糸というのは金属を使用している場合が多いのです。
そのため金属アレルギーを持っている人は、スマホ手袋の導電糸にもアレルギー反応してしまうことあるようです。
注意が必要ですね。
最初に書いたスマホ用手袋、100均でも売っているので買うのが一番楽なんですが・・・先日どこかで落としたようです(;;)
なので再び買いに行ったら季節品なので、すでに手袋は売っていませんでした。
100均以外で探してもいいんですが・・・それなら自分で作れないかと調べたわけです。
導電糸はどこに売っているのかわからないのでネットで調べてみました。
導電糸太目5m PDA工房
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あるんですね、これが。
思ったよりは安かったです。
他にも利用できるかもしれないと早速注文して届いたのがこれです。
細い糸と太い糸とあったので、とりあえず太い方を買ってみました。
かなり大きな封筒にはいっていて、ポスト投函で無料となっていたのに、配達の人、ポストにはいらなかったとわざわざ届けてくれました(^^;) A4サイズの袋に糸巻の直径は2㎝です(^^;)
スマホ手袋作ってみた
早速持っている手袋の指先にと思い立ったのですが・・普通の針では糸が通らないので、刺繍針を使うことにしました。
うーん、普通に玉止めしても毛糸を通り抜けてしまいました(^^;)
布に縫い付けるのと違うので少し緩めに縫います。
結構やりづらいですね。
縫い付けるときに気をつけたポイント?
・自分の指がスマホをタッチする部分にあわせて縫う
・指に合わせると縫うのはちょっとでいいようですが、少し大きめに、ゆるめに縫ってみました。
・親指は広めに塗ってみましたが、人差し指は少しだけにしてみました。(なんとなく)
まあ見た目はともかく・・・結果はタップもピンチなども上手く動きました。
スマホ手袋の疑問 洗濯
さて、うまく動いてくれてヨシヨシというところですが、やはり汚れてくると洗濯しますよね。
これって、洗濯するとどうなるんでしょう?
機能しなくなるなんてことがあるのか・・・
答えは基本洗濯はNGのようです。
しかし、洗い方次第という事。
スマホ手袋の洗い方
中性洗剤で手洗いすればよいということです。
洗濯機などはだめ。
洗濯洗剤や柔軟剤、漂白剤などを使い、洗濯機での脱水や乾燥などで急激に劣化することがあるようです。
すると、どうなるか?反応しなくなるんですね。
洗濯しなくても使用している内に徐々に反応が鈍くなってくることはあるようです。
そうなったら、縫い付けた糸をとり、再び導電糸を縫い付ければOKということですね。
また、この導電糸の他にもっと簡単にスマホ手袋にする方法がありました(^^;)
なんと液体を塗り、乾燥させるだけという・・・・
そんな便利なものがあったなんて。
でも、値段はちょっと高いかな?
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スマホ手袋 さいごに
なんでもチャレンジという事で導電糸なるものを買って試してみましたが、液体を塗るだけで簡単にスマホ手袋になる方法があったなんて・・・まぁ、新たな発見ということで。
結論として、私のような無精者には100均のスマホ用手袋が一番合っていると思います。(^^;)
導電糸はまだ残りがかなりあるので、100均で買えなかったり、反応しなくなったら縫い付けると・・・
興味のある方はお試しください。