きれいな朝焼けや夕焼けを見ると気持ちいいですよね(^^)。
朝焼けも夕焼けも無知な私には日が出るときと日が沈むときの違い位しか知らなかったんですけど
他にもいろいろ違いがあるようです。
なので朝焼けと夕焼けの違いや美しく見えるわけ、また綺麗な朝焼けや夕焼けが見られる条件なんか気になったことを調べてみました。
朝焼けと夕焼けとは?
朝焼けとは簡単に言えば、日の出のころ、東の空が昼間とは違う色彩に色づく現象のこと。
説明するまでもないですね(^^;)
あなたも朝早く目が覚めた時や仕事帰りの空を見上げた時に目にしていると思います。
ではなぜ違う色彩、つまりは赤く見えるのか?ですね。
光は虹の色と言われる7色の赤、橙、黄、緑、水、青、紫に連続的に分かれて見えます。
太陽の光には、これらのすべての色の光が含まれているということで、波長の長さでいえば
赤>橙>黄>緑>水>青>紫
となります。
太陽光は、地球の大気層に入ると大気中にある酸素や窒素など細かい粒子にぶつかり、光がいろいろな方向に反射して色が見えるようになります。
これを光の散乱と言います。
波長が短い光ほど散乱しやすく、逆に波長が長い光ほど散乱しにくく遠くまで届くと言う特徴があります。
朝焼けの起きるのは太陽が地平線から昇った直後になります。
大気中にある塵や水蒸気によって波長の短い光は曲がって私たちの目には見えません。
逆に波長の長い赤色系の部分は、あまり散乱されずに直進するので、見えるんですね。
赤や橙が少し散乱しつつ見ている所に到達するので太陽の周りも橙色に見えるということです。
つまりは、朝焼けは地上では日の出の頃に太陽光の散乱されていない赤色系の部分がとくに強く目に入るので、見慣れた昼の青空とは違う赤色系の光で空が染まる。となります。
夕焼けは、日没の頃、西の地平線に近い空が赤く見える現象。
原理としては朝焼けも夕焼けも同様のことのようです。
綺麗な朝焼け・夕焼けがみられるのは
綺麗な朝焼けや夕焼けを見られる条件としては
・太陽の位置が低く地平線付近にあること。
日没もしくは日の出の直前直後の時間帯に空が一番赤く染まります。
・適度な雲の量があることと そして太陽光を遮らない雲であること。
遠くまで届いた赤い光を散乱する適度な雲の量があると、空が赤く染まります。
雲が全くないか少ないと空が赤く染まらなくなってしまいます。
太陽と同じ方角で遠くにある低い位置にある雲は、太陽光を遮ってしまうので空が赤く染まらない原因になります。
・高めの湿度
湿度が高いと大気中の水蒸気が増え、水蒸気に赤い光が散乱して空全体が赤く染まった朝焼けや夕焼けになります。
夏の方が湿度が高く朝焼けや夕焼けになりやすいようです。
・適度な大気の塵や埃
水蒸気と同じく、大気中の塵や埃があることで赤い光が散乱し空全体が赤く染まった朝焼けや夕焼けになりやすいようです。
専門的なことはおいといて(^^;) 少しだけわかった気がします。
ここのところ日の出の頃空を見ても、日没の頃の空をみても、なかなか綺麗な朝焼けや夕焼けには出会えません。
季節的なこともあるようですね。
写真は最近のものですが、赤というには薄い色でした。
朝焼け・夕焼け さいごに
数年前にとても綺麗な朝焼けを見ました。
やはり季節は夏。
空一面赤く染まって思わず見とれてしまいました。
夕焼けもふとした時にベランダから綺麗に染まったのを見ることがあります。
見ようと思ってみられるものでもないので、どんな条件ならみられるのか気になっていたんですが・・・
時間的には日の出の直後数分。
日の入りの直前の数分という感じですね。
今は乾燥しているのでなかなか見られそうもありません。
日の出や日の入りの頃には、チャンスがあるかもしれないので空を見上げたいと思います(^^)
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