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しめ飾りの使いまわしはしてもいい?処分のしかたと保管方法 | 思いだし にっき
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しめ飾りの使いまわしはしてもいい?処分のしかたと保管方法

どんど焼き

お正月飾りは松の内ということで、1月7日とか15日頃にお正月飾りを片付けますが、使い終わったものをどう処分するのか迷いますよね。

神社へもっていく?自分で処分?とっておいて来年も使う?どれにしても本当はどうすればいいのか・・・

  

しめ縄の使いまわしをするのは

お正月も7日をすぎるとお正月用のお飾りなどの片付けをします。

このしめ縄を保管しておいて繰り返し数年使うという意見があります。

お飾りの値段もさまざまだし、デザインもすてきなものが増えています。

1回だけで処分するのはもったいないという方も多いのではないでしょうか?

 

 

かくいう私もそれで悩んだことがありました。

処分のしかたが解らず調べところ、神社で焼いてもらうというのがみつかりました。

保管しておいたしめ飾りをもって神社へ。

焚き上げをしているところに行って「お願いします」と出したところ。

「それはだめだね。ごみで捨てればいいんじゃない」という答え。

「!!」あまりの反応に「えーーーー」となった訳です。

今では理由が分かったのでよいのですが、安物は焚き上げもしてもらえないのか・・・とガックリしたわけですね。

マンションドアにそんな立派なものも似合わないので、飾ってもデザイン的にもよい値段もそこそこのものです。

その頃はしめ飾りの意味もわかってなかったわけで、それなら捨てるよりもったいないから来年もこれを飾ればいいのかも。

なんて思った次第でした。

友人も使いまわしている人もいれば「バチが当たるんじゃない?」という人も。

さて、使いまわしはいいのか悪いのか、そもそもの意味を知らないと決められませんね。

 

 

 

使いまわしはNGという意見

正月のしめ飾りは・・・年神様が元旦に山から降りてきて、注連縄飾りにやどり、福をさずけてくれるわけです。

その年神様は、普段は、稲の中に暮らし、正月に、正月飾りの稲わらなどの中に移ります。

宿る稲わらは、その年の新しいものでないと、宿らないというのですね。

だから、毎年、お飾りを新品にするわけです。

そして松の内の間、年神様が宿った後は、お焚き上げで焼いて、その煙にのって山に帰るそうです。

年神様をお迎えする依代として飾ったものを、使いまわして翌年も使うというのはお飾りを飾る意味がなくなります。
それなら、いっそ飾らない方が良いということになります。

お祝いものとして一年に一度の決まりごととして飾るなら、もったいないと考える前に使いまわしては意味がないということに目を向けます。

 

使いまわしてもいいのではないかという意見

毎年同じ物を飾ります。

知識として風習や習わしは知っているけど、それに従う必要はないと思います。

玄関のお飾りも含めて、お正月の雰囲気を出すインテリアと考えています。

風習というか、あまり深く考えて飾っているわけではなく、飾るものだと思っていただけで、そこまでこだわらなくてもいいのでは?

結構値のはるお飾りで、とても気に入っているので、1回使っただけではもったいない。捨てることこそ地球にやさしくない。

 

まぁ、いろんな意見というか考え方は人の数だけあるわけです。

結局のところは、処分するのか使いまわすのかは、自分がお飾りをどうとらえているかですね。

こうするものだ、と形だけやっているのなら、型通りに処分しても、使いまわしても同じことかもしれません。

神事と私事を自分の中できちんと分けて考えているかということになります。

これはデザインが好きでインテリアとして飾っているのだ、と自分の中で理解しているなら使いまわしてもよいのではないかと思います。

周りの風習や言葉ではなく、やり方は自分で決めてしまえばよいのではないでしょうか。
決まりにとらわれることはないと思います。

ただし、こういった風習や決まり事が気になる場合や、お祝いの飾りとしてとらえている場合は、きちんと処分した方がよいと思います。

気持ちのもちようです。

 

 

 

しめ飾りの処分はどうしたらいい

お祝いのお飾りとしてとらえた場合の処分の方法は
一般的には・・
正月飾りは近所の神社で炊き上げの日があるので、その日までに神社に収めます。

(その際には、燃える部分と燃えない部分を分けて入れる場所に入れます。)
神社によって、やり方はいろいろあるようです。

各地域で1月15日前後にどんど焼きを開催しています。

この日の事をどんと祭、左義長と呼んでいます。

どんど焼き+〇〇市 などで検索すると出てくると思います。

 

「どんど焼き」とは小正月(1月15日)の行事で、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やす、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。神事から始まったようですが、現在では宗教的意味あいは少なくなっています。
青年会や子供会、自治体などが主催でやるところが多いようですね。

一般的には、田んぼや空き地に、長い竹(おんべ)や木、藁(わら)、茅(かや)、杉の葉などで作ったやぐらを組み、正月飾りなどを燃やし、残り火で、柳の木や細い竹にさした団子、あるいは餅を焼いて食べるという内容です。無病息災・五穀豊穣を祈る民間伝承行事で各地で行われます。

田畑や広い空地などで自分で燃やすというのもあるようですが、都会では無理ですね。

 

しめ飾り処分しない場合の保管、処分できなかった時の処分のしかた

使いまわす場合は保管に注意しましょう。

お飾りに藁などがあるとカビの心配もあります。

保管の際には埃や汚れをきれいに落として、ビニール袋などに乾燥剤と一緒にいれます。

手作りの布製のものなどは、元々がインテリアとしてあるので、その素材にあった保管方法でしまいます。

 

 

同じ処分でも神社でダメだった場合や日にちが過ぎてしまった場合など。

ダメというのは神社にもよりますが、自分のところで購入したものでないとだめという神社もあります。

また、スーパーやホームセンターなどで買ったものは、神様がはいっていないのでダメということもあるようです
(神社では御札・御守はお焚き上げをしますが、神様が入っていないお飾りを燃やすと御札・御守が粗末になるのでできないということのようです)

この場合はお焚き上げはしてもらえないので可燃ごみとして出すしかなさそうです。

その場合は半紙や白い紙などに包み、塩で清めてから出すという方法があるようです。

気持ち的にどうしてもゴミで出したくないという場合は、その地域でどんど焼きなどをやる時、持ち寄ることができます。

近所になければ、多少遠出になってもそれをやっている所まで行くということになりましょうか・・・

また、1月15日に処分するのを忘れたという時は2月3日の節分の時に神社に持っていくというのもありのようです。

 

しめ飾りの使い回し さいごに

行事や風習はなんでもそうですが、自分の気持ちが大事と思います。

しめ飾りなどのことを調べていくと由来や歴史なども解ってきます。
そうすると、今まで無意識にやっていたことの意味が見えてきて、何気なくやっていたことが少し違ってきます。

今回のしめ飾りは、やっぱり年神様を迎えるためとして、飾り方も処分もできる範囲で決まり事通りにやってみたいと思っていますが・・・

処分に関しては 時期になったら検索して、行けるようならその時に参加で燃やしますが・・市内とはいえ少し距離があるので・・・うーん・・と唸りつつ、塩でお浄めして可燃ごみになりそうです(--;

 

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