普通に網戸を拭いてきれいにしようとすると、たわんだり破けたりが気になって、つい後まわし・・そして汚れが蓄積されてしまいます。
今年の大掃除では、今まで手が出なかった網戸もしっかり掃除して部屋を明るくしたいと思います。
いくつかの方法がありましたが、今回やってみたのはこれ、重曹を使った方法。あるものでお金のかからない簡単なやりかたです。
目 次
窓周辺を一気にきれいにする手順
汚れの原因は、排気ガス、小さな虫、土埃、花粉など。
内側も埃やたばこのヤニ、台所からの油煙などが網戸に付着しますす。
それぞれに適した洗剤というとガラス用洗剤、家庭用中性洗剤になると思いますが、今回は重曹水を使って汚れ落としをしてみました。
効率よくやるためにはサンの掃除やカーテンの洗濯、カーテンレールの掃除も一緒にやってしまいます。
カーテンは家で洗えないものならクリーニングに出してから。
洗えるものは洗濯機にかけている間に掃除をしてしまいます。
洗ったカーテンは、掃除して窓がきれいになったところでカーテンレールに付けてしまえば自然に乾きます。
まず、窓の周囲を整理。
私の場合は部屋の窓ではなく台所のベランダに面したガラス戸なので汚れもそれなりにひどいし、テーブルと小さな棚もあるので、それらを少し除けておきました。
次にカーテンをはずし、洗濯機にほおりこみ洗濯します。
重曹水などの洗剤を作り、必要なものを用意します。
カーテンレールを拭く
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窓枠やサンの掃除
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窓ふき
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網戸掃除
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周囲の床の掃除
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洗い終わったカーテンのとりつけ
こんな感じで進めていきます。
掃除に必要なものを用意する
なんでもやる気がそげる原因のひとつが、はじめてからあれがない、これが足りないということ。
すんなり進めるためにも必要なものははじめに準備しておきます。
●重曹水・・・スプレーボトルにぬるま湯200ccと重曹大さじ1を入れてよく振り混ぜます。
●クエン酸水・・・スプレーボトルにぬるま湯200ccとクエン酸小さじ1を入れて振り混ぜます。
※スプレーボトルは100均などで売っています。重曹、クエン酸も100均にあります。
●古新聞・使い古しのストッキングやメラミンスポンジ(激おちくんなど)軍手やアクリル毛糸をまるめたものでもよい
※窓ふきに使います。好みのもので拭くといいと思います。
●掃除機、埃取りなどに使うハケやブラシ(小さい机用箒セットなどが100均にあります)
●サンの掃除用のブラシや隙間掃除棒(古い歯ブラシなどで)
●ウエス・雑巾・タオルなど、できればマイクロファイバークロスがあるとよい(これも100均で売っています)
●新聞紙や広告などの大き目の紙、またはダンボールの板(廃棄する箱があればそれを広げて使う)
●ガムテープかセロハンテープ
これは、網戸掃除のときに掃除機で吸いやすくするための壁にします。
直接網戸に貼るのが嫌という場合は、ダンボール板に針金ハンガーを広げたものを貼りつけ壁にします。
針金ハンガーを取っ手にして、片手でこれを掃除する反対側にあてて、掃除機をかけるというものです。
やりやすい方法で。
●脚立やイスなど高いところを拭くのに必要。
●竹串や隙間そうじ棒
窓ふきと網戸掃除のやり方
洗剤がたれたり、擦り落としたゴミなどが床につかないように、床に新聞紙やビニールシートなどを敷いておきます。
1.カーテンレールの掃除
ハケなどで軽く埃をはらいます。
重曹水をウエスなどに充分スプレーしてカーテンレールに塗布します。
5分ほどおきます。
ウエスや雑巾を固く絞って磨き落とします。
汚れがひどいときはメラニンスポンジで擦ります。
こびりついた汚れなどは重曹水とクエン酸水を塗付します。
これで泡がシュワシュワとたって、汚れを包み込んで分解してくれます。
汚れが落ちたら雑巾を絞って水拭きします。
仕上げに乾拭きします。
カーテンの留め具も重曹水につけておいて水洗いして乾拭きします。
2.サッシのサンやレールの溝の掃除
いきなり水拭きをしないで、まず埃をとります。
埃がたまっている場合、そこに水分を与えてしまうと余計汚れが落としにくくなります。
まずは、サンなどの埃を掃除用のハケなどで払います。
窓ガラスの埃も取っておきます。
サンや溝にも重曹水を吹き付けます。
しばらく待ってから拭き取ります。
この時汚れがこびりついて拭き取れない場合は竹串などでで掻き出したり、
古い歯ブラシや溝掃除のブラシで、磨き落とします。
汚れが落ちたら水拭き⇒乾拭きをします。
3.窓ガラスの拭き掃除
窓ガラスは古新聞があれば、これを水にひたし、しぼってから窓を拭きます。
方向は上から下へ向かって吹いていきます。
新聞はエコなだけでなくインク成分が汚れ防止の役目もします。
新聞紙がない場合は、アクリル毛糸を適量タワシのように巻いて、それに水を少しつけて拭きます。
また、ストッキングを丸めたものでもOK。
どれも洗剤はいりません。
仕上げにマイクロファイバークロスで乾拭きします。
でも、洗剤で拭きたいという場合は、重曹水を吹きかけ、
しばらくして汚れが浮いてきたら水拭きで拭きとります。
拭き後が残らないようにマイクロファイバークロスで乾拭きします。
4.網戸の掃除
網戸に壁を作ります。
網戸の内側に新聞紙やダンボールの板を貼るか、作ったダンボール板の壁をあてた状態で外側から掃除機をかけます。
この時、先端をブラシに替えます。
強く押し付けると破れたり、たわんだりするので優しくあてて埃を吸いとります。
埃がとれたら、スポンジに重曹水をたっぷり振りかけ、外側から塗布します。
最初内側からやってみたのですが、外側の汚れがだいぶひどかったので、外側からやった方が効率よくとれました。
高い場所に塗布する時は、洗剤が自分にたれてくることもあるので注意です。
少しすると、汚れが浮いてきます。
浮いた汚れを雑巾やタオルをお湯で濡らし、ゆるく絞って拭き上げます。
この時あまり力をいれると網がたわんだり、破れたりするので優しく拭き上げます。
力を入れたい場合は拭く側と反対の方に壁を作ります。
今回はダンボールを貼ってもよかったのですが、貼ったり外したりするのが面倒なので移動式の壁を作りました。
以前なにかでみた、ダンボールの板に針金ハンガーをのばして貼りつけて取っ手代わりにするというのをみたことがありましたが・・・
終わったあと、ずぼらな私としては、のばしたハンガーをまた、使うかもと放置して、いつの間にかゴミになる可能性があるので(^^;
元々あったクイックルワイパーにダンボール箱をを切って板にしたものを貼りつけて使いました。
柄の長さが調節できるので便利です。
汚れがひどいところは更にメラミンスポンジで軽く擦りおとしてもOK。
汚れがゴミになって下に落ちていきます。
外側の拭き取りが終わったら内側もタオルで水拭きします。
終わったところで見ると拭いたところが白く見えます。
数年分の汚れを落として、網戸本来の色がわかったという・・・(^^;
これで網戸の汚れもほぼきれいに落ちました。
全体をながめるとまだ薄く色が残っている(多分汚れがとりきれていない)部分があるので、
年末の少し念入り掃除のときに今一度サッと洗剤拭きしてみようと思います。
大掃除としては、だいぶ早いので、12月にはまた少し汚れていると思います。
5.仕上げ
窓の周辺がきれいになったところで床に落ちたゴミや埃を掃除します。
そして、洗い上がったカーテンを付けます。
カーテンはすぐに乾くので、普通に吊るしておけば大丈夫です。
これでスッキリきれいになりました。
一度しっかり早めの大掃除をしておけば12月後半はいつもの掃除+少し念入りに、
で年末のお掃除は済みます。
大変なところは早いうちにやってしまうと忙しい年末には、少し楽できます。
窓や網戸の掃除 さいごに
網戸をまめに掃除している方は少ないのではないかと思います。
ガラス戸と網戸がきれいになると、かなり部屋が明るくきれいに感じます(^o^)
今日は朝の内に網戸掃除などやったので、ゆっくりお昼して、午後はのんびり過ごします。
これからは、あまり汚れが蓄積しない内に掃除しようと思います(^^;)
網戸の丸洗い してみました^^