東京都にある小金井公園をまったり散策してみませんか?
かなり広いので散策には西門から入った桜の園とSL展示場。
そして、江戸東京たてもの園(ここは時間が許せば-ここだけでもみどころはいっぱい)を通り過ぎ左手方向の雑木林でバードウォッチングも兼ねての散歩。
お友達とまたはデートにもお薦めです。
桜の園を散策
小金井公園西門から園内にはいると春には桜の咲き誇る姿が目にはいります。
お花見の時期には「江戸東京たてもの園」の前あたりは花見客であふれかえります。
園内には、ヤマザクラ、サトザクラ、ソメイヨシノなどのサクラが約1,700本植えられています。
毎年4月に桜まつりがおこなわれますが、第1の土日なので桜の咲き具合によってはまだ見ごろではないことも。
小金井公園は桜の時期になると地元住人だけでなく、遠方から訪れる人もいる桜の名所になっています。
園内のサクラは昭和20年代末期より順次植えられたもののようです。
春には見ごろの桜ですが、冬場はちょっと寂しいですね。
それでも広々とした園内を歩いているとここも都内だということを忘れます。
桜の園には自販機をいっぱい設置した休憩スペースもあります。
歩き疲れたらここで一休み。
桜まつりのライトアップ
小金井公園の桜は満開の時期にはそれはきれいで、昼夜問わず訪れたひとの気持をなごやかにしてくれます。
夜桜もなかなかすてきで、ほの灯りの中で見る桜もよいものです。
要望が多かったためか、2017年の桜祭りには初のライトアップが実施されましたがあいにくのお天気であまりふるわなかったようです。
朝から小雨で寒くもあり、その上まだ見ごろには少し早かったためか人もまばらのようでした。
こればっかりは人間の都合で満開になったり晴天になったりはしないわけですから(^^;
お天気の良い桜まつりの日には朝から場所とりをしてシートを広げる人もいて、屋台や売店にも人の列ができます。
この時期、現地調達はやめた方が無難です。
やはりお花見にはお弁当持参で楽しく花見で一杯というのがお薦め。
遠方からの来園は駐車場の確保が難しくなります。
できるなら公共交通機関の利用がベスト。
近場からなら屋台はないけど平日のお花見が混雑もなく、まったりお花見ができます。
土日はSLに乗ってみよう
小金井公園西門を入って右方向に歩くと「SL展示場」があります。
桜の園を通ってSLまで行ってみましょう。
平日は残念ながら柵の外からしかみられませんが、土日になると中にはいれます。
利用時間は3月~11月の土日祝と10/1(都民の日)の10時~16時
平日と悪天候及び年末年始(12月29日~1月3日)は閉場です。
土日に小金井公園を訪れるなら是非SLにも行ってみましょう。
たいていは子供らが中に入って遊んだりしていますが、SLファンには見逃せないところです。
SL・桜の園を歩いていくと江戸東京たてもの園があります。
たてもの園の東よりに「梅林」があります。
その時期になると梅の花を楽しむことができます。
今回はここを通り過ぎ左手方向へ。
雑木林でバードウォッチ
なだらかな坂道の先に雑木林が広がっています。
コナラ、クヌギ、アカマツなどで構成された雑木林は16haもの広さ。
雑木林を中心に、四季を通じ多くの野鳥が飛来します。
シジュウカラ、コゲラ、コジュケイ、カワラヒワ、イカル、ジョウビタキなど
40種類以上の野鳥が確認されていて年間通じての探鳥が楽しめます。
雑木林の中の小道を歩いていると、ここが公園の中ということも忘れそうです。
自然の中にすっぽりはいって、鳥の声に耳をかたむけながらの散策もまたいいものです。
ここは「バードサンクチュアリ」として、野鳥の楽園にすると同時に雑木林それ自体を保護しています。
都内では少なくなった武蔵野の面影を満喫できますよ。
小金井公園散策 さいごに
小金井公園は歩き回るだけでも結構な時間がかかります。
江戸東京たてもの園もお勧めですが、全部を一気にまわるよりポイントを決めての方が楽しめます。
一日かけてゆったりという場合は、プラス江戸東京たてもの園も散策のコースにいれるのがお薦めです。
歩き疲れたら休める場所も随所にあります。
売店もありますが、緑に囲まれた中で食べるお弁当もまた格別です。