クリスマスが近づくたびに思いだすサンタクロースの話があります。
どうという話ではないのですが、、思いだすたびに思い出が映像となって浮かび、心がほっこりします(^^)
あなたはサンタを信じていますか?
サンタクロースはいる!
小さな・・といっても小学生の低学年くらい。
一人の男の子がいました。
彼は友だちからサンタは両親だと言われ、それでもいると信じていました。
両親が寝ている間にプレゼントを置いておくという友だちのことばに、
見たことあるのか?とききかえし、
誰も寝ていてみていないことを知ると、やっぱりいるんだと確信したのです(^^)
いるということを証明するためにクリスマスの日夜中まで起きていて確かめると決め、寝ないことを固く決心したのです。
でも、早寝早起きの癖がついていた彼が夜中まで起きているのはとてもたいへんなことでした。
がんばって21:00までなんとか起きていましたが・・・気がついたら夢の中です。
朝、目が覚めるとやっぱりプレゼントが枕元に置いてありました。
友だちには寝てしまって確かめられなかったけれど、いるんだと言い、そのままずっと信じていました。
サンタさんへのプレゼント
翌年のクリスマスに男の子は、なにやら工作?をしていました。
紙を二つに折り、その中に綿をつめてまわりをホチキスでとめています。
そしてサンタさんに手紙を書きました。
「ありがとう。ゆっくりねてください」と。
作っていたのは枕だったようです。
枕というにはほど遠いしろものでしたが、その時の彼に考えられる方法で一生懸命つくったものでした。
お母さんが「何を作っているの?」ときくと、「寒いのにプレゼントを配ってつかれてかえるから枕をあげるんだ」と。
そしてイブの夜、寝る時に枕元に「サンタさんへ」と、つたない字で書いたてがみと枕を置いて眠りにつきました。
クリスマスの朝、目が覚めると枕元の枕と手紙はなくなっていて、いつものようにプレゼントが。
そしてプレゼントの上にはカードがありました。
文字ではなく、サンタクロースの絵が描かれていました。
彼はますますサンタはいると確信したのです。
大人になって、もうプレゼントは届かなくなりましたが、口ではサンタは親でしょと言いながら、心の中では、今でもサンタはいると信じています。
サンタはいるのか?幼いころの試み
私もサンタクロースはいると思っているひとりです(^^)
私も幼い頃に彼と同じように確かめようとしたことがありました。
歳の近い兄がいまして、その兄がサンタは親だと言いはり、証明してやると、寝る前にちょっとした仕掛けをしたのです。
「そんなにおそくまで起きていられないよ」というとドアのところに何かをはさみ、戸があくとそれが落ちてくるように細工したようでした。
「これなら戸を開けた時に落ちて音がするし、頭に当たるから目がさめる!」と得意げでした。
どうも私の頭の上に落ちるようにしたらしいのですが・・・(なんてひどい奴なんだ)
それで安心して眠りにつきました。
ところが翌朝、仕掛けたものはそのままで、枕元にはちゃんとプレゼントがありました。(^^)
少し半信半疑だったのですが、これで「やっぱりいるじゃん」と兄に言い返せました(笑)
サンタは? さいごに
今ではプレゼントは親が用意してくれていたものと判るのですが、それでもどこかにサンタクロースはいるんだという気持ちはかわりません。
サンタクロースに限らず、いろいろなものの存在は「いない」ことを確かめられないのだからいるかも。
と思いつつ日々をおくっています。
信じるか信じないかというなら、信じた方が楽しいじゃないですか(^o^)
そして不思議大好きになった私を、日ごろの行動から友だちは意外な顔でみます。
見た目や行動と思うことにはギャップがあるようですね(笑)
もうすぐ、クリスマスです。
あなたの心の中にサンタさんはいますか?