新築でも中古でも家を買って引越ししたらお祝いもらいますよね。
買わなくても賃貸から賃貸の引越しでも友達からお祝いもらったり、同僚や上司からお祝いや御餞別をもらったり・・・
中には親戚で気前のいい人がいたりすると高額なお祝い金をもらったりとか・・・嬉しいけど、お返しについてのマナーってどうなんだろ。
無知は恥につながります。早速日本の常識のマナーを!
目 次
引越し祝いのお返しのマナーとは
一言で引越し祝いといても、新築や中古住宅の購入と賃貸での移転などではお祝いの額の相場も少し違うようですから、お返しも違ってくると思います。
日本ではなにかいただいたりお祝いしてもらったら「お返し」をするという習慣がありますよね。
内祝いとお返しがごっちゃになっている場合も多いようです。
内祝いとお返しのちがい
なので、お祝いをいただいていない方にも贈ることも多くありますよ。
お返しの意味でいえば、本来は新居に招いて(新居をお披露目して)お食事やお酒などをふるまうものなのね。
これがお返しになります。お祝いをくださった方にきちんと報告することで、相手の気持ちに応えます。
御祝い金の相場も引越し祝いは2,000~10,000が相場といわれてるけど、新築の場合は間柄によって、金額にも差があるようで、高めですよね。
ここでは、一応一般的な常識のマナー・・・
ということですすめていきます(^^;
今は内祝いを「お祝いをいただいた方にお礼する」という「お返し」の意味合いに捉える事が一般的になっていますね。
内祝いもお返しも、多少の言葉の違いはあれど、どちらも相手への感謝の気持ちを伝えることに変わりありません。
大事な人にあなたの心がきちんと届くことです。
引越し祝いのお返しはいつまでにするの
お帰りの際にお土産(引出物)に、1,000円前後のお菓子などを渡します。
のしは赤白の水引、のし書きは「新築内祝」「内祝」とし、送り主の姓を記載します。
賃貸での移転でのお返しでも同じですね。
一般的には転居してから1~2カ月くらいが、内祝い(お返し)を贈るタイミングです。
引越ししてから大体片付いて落ち着いた頃ですね。
お返しの品と共に、一言感謝の言葉を書いた手紙やカードを添えると気持ちが相手に伝わると思います。
お祝いをいただいたら品物やお名前などを控えておけば、スムーズに準備できます。
ただし、お祝いをいただいたのがいつであっても、
お礼状やお礼の電話はその日か翌日までにするのがマナーです
お返しの金額の相場はいくら
新築内祝い・引越し内祝いの金額は、他の内祝いと同様に、いただいたお品の3分の1?半額が相場だといわれています
熨斗のマナー
水引は蝶結び、色は紅白もしくは金銀の蝶結びを選びます。
蝶結びはほどいてまた結びなおせることから「何度あってもうれしいこと」に使われます。
のし書きは水引の上に「新築内祝」「内祝」、水引の下に送り主の姓を書きます。
二世帯住宅などで、名字が複数ある場合は連名で。
その際は親の名字を右側に書くようにします。
「お返し」という言葉はタブーなんですね。
そもそもの「内祝い」とは、良いことがあった家が親しい方々などを招いてもてなす習慣のことで、お返しの意味ではないですから。
また「お返し」という言葉は「もらったから返す」のように捉えられてしまうかもしれません。
カードや手紙などを添える場合は「お返し」ではなく
「心ばかりのお品をお贈りさせていただきます」など相手を気遣ってことばを選ぶといいです。
タオルなどの定番ギフトは、新築・引越し内祝いにもよく選ばれます。
個性の強いものや柄物を避ければ、どなたにも使用していただけますから。
お菓子やコーヒーなどの食品も一般的です。
食品の場合は、保存のきくものや小分けされているものを選ぶといいですね。
相手の都合に合わせて召し上がっていただけます。
高額の御祝いを頂いた場合のお返しは
高額でも相場でいえば同様の1/3~半額となります。
ただ、高額の御祝いというのは身内が多いと思います。
親戚や両親ですね。
ここは相場だからというより、相互の関係で変わるかと思います。
身内の特に両親の場合はお返しなど考えてもいないという場合もあります。
また親戚でも親しさによって関係も変わってきます。
相場を目安にどうしたらお祝いしてくれた人に感謝を伝えられるか考えてお返しをするのがよいかと思います。
お返しなんていらない!と心底思っている方に型通りにお返しをして気分を害されることもあるかもしれません。
また、お返しが高額だと相手に気を使わせることになるし、逆に安すぎると相手が不愉快になるなんていうこともあるかもしれません(^^;
難しいですよね。
相互の関係をよく考えての対処となりますが、一応相場で言えば半額程度のものをお返しすればよいかと思いますが、なににするかも迷うところです。
おすすめは商品券やギフト券でお好きなものを買っていただくのが良いかもしれません。
趣味にあわないものなどを選んでしまうより、金額はわかってしまいますが、感謝の気持ちを伝えて渡すのがベストかもしれません。
どうしても品物でお返しを贈りたいという場合はギフト券などと一緒にあまり値のはらないものを一緒に渡すのもよいですね。
新築祝いのお返しには、昔からのならわしもあります。
お返しの品物を選ぶときに「家=入れ物」の意味合いから、グラスやコーヒーカップ、陶器などの「入れる物」をお返しにする習慣があるようです。
また、「家を焼かない(やかん)」としてやかんを贈る方もいるようです。
親しい人からの心使いの御祝いのお返しは
マナーの基本は変わらないのですが、通常では単なる移転となる引越しにはお祝いをすることはあまりないようです。
新築や中古住宅の購入と違って賃貸から賃貸の場合は移転することも多くなる場合がほとんどです。
更新の時に引っ越す、転勤などで引っ越す、いわゆる短期の住み替えとしての引越しですが、
ほとんどの場合は引越し祝いはしません。
引越し祝いのお返し さいごに
引越し祝いのマナーについて、だいたいわかったけど、新築でも中古でも賃貸でも金額的な違いだけで基本マナーは同じですね。
お祝いしてくれた気持ちに答えてそれぞれのお返しを考えるということ。
もし、お祝いをもらったら、その気持ちに答えてお返ししましょうね。
引越しに関しては逆にお祝いする側になった時は?
やはり悩みませんか?
そんな時は次の記事を参考にしてください。
引越し祝いとは? 新築祝いとはちがうの?引越し祝いは贈るべき?
引越し祝いのマナー 相場やタイミングとNGそして贈らない方がいい物