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口が渇く!ドライマウス? 口の渇きの原因と対処 唾液を出す方法

口が渇く!唾液が少なくて、いつも口の中が粘ついている!
どうしたら治るの?なんて悩んでいませんか。

もしかしたら、いつも口が乾いているなら、ドライマウス症かもしれませんね。
一時的に唾液が減少している、口が渇くという場合は、唾液を増やして、口の渇きを改善しましょう。手軽にできる方法をまとめてみました。

 

一時的口の渇きかドライマウスか?

口の渇きが長い間続く場合はドライマウスの可能性もあります。

まずは、自分の口の渇きの状態を確認してみましょう。

一時的なものか、ドライマウスなのか、或いは気づかない内になんらかの病気になっているのか・・・

初期のドライマウスや一過性の場合は唾液を出す工夫をすればいいわけですね。

もし、病気の疑いなどがあれば、一度病院で調べてもらいましょう。

 

ドライマウス症とは

唾液の分泌減少や口が乾く症状をドライマウス症(口腔乾燥症)と言います。

ドライマウス症になると、緊張などで一時的に口が乾くのではなく常に口が乾いた状態になります。

口が乾いた状態が長く数ヶ月も続いたら要注意です。

口内や唇の乾燥により、口内炎や口角炎になりやすくなり、口臭も強くなります。

ドライマウスの症状が強い場合には、シェーグレン症候群という病気のことがあります。

シェーグレン症候群は、口の乾きだけではなくドライアイの症状もおきます。
※シェーグレン症候群とは(NHK NEWS WEBサイトより引用)

シェーグレン症候群は、膠原病(こうげんびょう)のうち、関節リウマチに次いで患者数が多い病気です。
膠原病とは、1つの病気の名前ではなく、20ほどの病気の総称で、
自分を守ってくれるはずの免疫細胞が自分の体内の組織を攻撃してしまう
「自己免疫の病気」です。
膠原病には、関節の症状があり、結合組織の炎症があるといった共通の特徴もあります。

 

ドライマウスの判断基準は?

ドライマウスは、唾液の分泌量で判断します。

歯医者へ行けば計測してくれますが、自分でもある程度の検査はできます。

 

計測方法

1.清潔なガーゼを用意して重さを測ります。

2.ガーゼを口に含み、2分間かみ続けます。

3.だ液でガーゼがぬれますので、その重さを測ります。

4.最初に測ったガーゼ自体の重さを差し引いて、

2グラム以下の場合はドライマウスと判断してよいでしょう。

 

・口が乾燥する症状がひどく、ドライマウスと判断した場合は

お医者さんで受診することをおすすめします。

ドライマウス症になると唾液の分泌が減少するため、舌苔(ぜったい)や口臭など多くのトラブルが起きます。

唾液が少ない場合には、虫歯や歯周病などにもなりやすくなります。

・口の中はサラサラとした唾液で満たされているのが良い状態です。

でも、ドライマウスの場合は口の中がネバネバする傾向があります。

糸を引くような粘り気のある唾液が出る、最近口の中がネバネバしていると思ったら要注意ですね。

 

・自分は違うというつもりが、実はドライマウスだった!ということがあります。

口が乾いてよく飲み物を飲みたくなるくらいの極初期の軽い症状だと、それがドライマウスだとは思わないですよね。

症状が進めば、舌が乾いて飲み物が手放せない、ヒリヒリする、口の中が痛いなどの違和感を覚えるようになります。

ドライマウスの症状を頭に入れておくと、早期発見できるかもしれません。

 

口が渇く原因

唾液は、食べ物を噛んだり、舌を動かしたりする刺激によって分泌されます。

あまり咀嚼の必要がない柔らかい食べ物を食べることが多くなったことで、若年層でのドライマウスが増加しているようです。

唾液は副交感神経が活発化すると多く分泌されます

副交感神経は、リラックスしている時に優位になります。

また、自律神経が乱れると唾液の分泌が減少します。

原因の一つにストレスやスマホなど電子機器の操作時間が長くなったこともあげられます。

 

口が渇く主なものとして、

・加齢によるもの
・ストレスなどによる自律神経の異常。
・食事などよく噛まない。
・噛む筋力の低下で唾液腺の刺激が減る。
・舌と顎の筋力の低下で唾液腺の刺激が減る。
・口呼吸
・更年期障害
・糖尿病・腎不全などの病気が原因。
・薬の副作用(抗うつ剤、睡眠薬、降圧剤など)
・食事制限によるダイエット
・シェーグレン症候群

この中で病的なものなどは、専門家ではないので説明は省きますが、最近口が渇くなぁと思ったら唾液を出す方法を試してみることで簡単に改善できる場合もあります。

なにをやっても口が渇くと感じたら、病院で一度検査してみてくださいね。

唾液は、食べ物や飲み物の味覚を感じやすくしたり、飲み込みやすくしたり、口内の清潔を保ったり、口に潤いを与え会話しやすくする・・

など口の働きを助けてくれています。

その他にもばい菌の繁殖を抑える働きもしています。

とても大事な役目があるんですね。

 

 

唾液を出す方法

・水を飲む

唾液を出すためにはとりあえず水分摂取が簡単です。

 

ただし、コーヒーや緑茶・ウーロン茶は利尿作用があるため、逆効果でかえって口が乾くことになります。

ジュースや牛乳などは口の中を酸性化するので、口臭が発生しやすくなります。

なので口が渇いた時、唾液を出すには水を飲むのがベストです。

1回に飲む水の量は、コップ1杯程度で。

喉が渇いている時はキンキンに冷えたのを飲みたくなりますが、できれば常温くらいの水がよいです。

また、場合によっては飲み過ぎるとむくみの原因にもなるので気を付けます。

 

・よく噛む

唾液は噛むことで分泌が促進されます。

 

食事の時は、できるだけよく噛むようにします。

ガムを噛むのも効果があります。

よく噛むことで、唾液の分泌が促されるだけではなく、満腹中枢が刺激され食べ過ぎ防止にもなります。

ガムはキシリトール入りのシュガーレスガムを噛みます。

味がなくなってからも口に入れたまま舌の上で転がします。

唾液腺が刺激されます。

 

・口周りの筋肉を動かす「あいうべ」体操

噛むことと同様、舌を動かすことで唾液腺が刺激されます。

これはご存じの方も多いのではないでしょうか^^

なるべく大きく口をあけて、「あー」「いー」「うー」と口を動かし

最後は「べー」と舌を出しながら言います。

舌はなるべく下方向にできるだけ出すようにします。

あいうべ体操は、口周りのたるみやほうれい線の予防・改善にも効果的、

風邪もひきにくくなるという話もありますね。

 

・副交感神経を刺激する

唾液は副交感神経が優勢で、リラックスしている時に分泌が多くなります。

 

「緊張すると口がかわく」というのはこれが逆に作用しているせいですね。

いつもストレスが多い生活を送っていると、それだけで唾液が少なくなりがちです。

腹式呼吸や入浴もリラックスするのには効果があります。

また好きなことをするなど、意識的にリラックスするようにします。

 

・タマネギを食べる

タマネギに多く含まれるポリフェノールの一種、「ケルセチン」が

唾液量を増やすということです(鶴見大学の斎藤一郎教授のチーム)。

 

 

この研究結果が掲載された米国の科学誌「PLOS ONE」によると、

ケルセチンは、唾液をはじめとする水分泌障害の原因となる酸化ストレスや

炎症反応を抑制するため、唾液の分泌を改善するとのことです。

 

・だし昆布を口に含む

口に物を入れると、唾液腺が刺激されます。

 

だし昆布は、アルカリ性なので細菌が増えるのを防ぎます。

空腹時や間食としてオヤツ代わりにだし昆布がお勧め。

1㎝×2㎝くらいの長方形に切っただし昆布を口に含み転がして、

唾液で溶かすようにして噛まないようにします。

(角がある方が唾液腺に刺激を与えます。)

だし昆布は溶けにくいので溶けるまで結構長い時間がかかります。

 

・唾液を出すツボを押す

手と足には、唾液を出すツボがあります。

 

口瘡点は、手のひら側の中指の付け根の横じわの中央にあるツボです。

口瘡点を押したり揉んだりすると効果があります。

温灸などで温かい刺激を与えるとより効果的です。

このつぼは手軽にできるので、仕事の合間や気が付いた時に

押したり揉んだりして刺激できますね。

 

湧泉(ゆうせん)

 

ストレスなどによって自律神経の乱れがおきると、唾液が減少します。

湧泉のツボを押すことで、自律神経の乱れを緩和できるので、

唾液を出したい場合は、このツボを押すといいです。

 

 

・唾液腺のマッサージ

唾液の分泌を促すために、唾液腺のマッサージというのも効果があります。

唾液腺は、耳から顎にかけてあります。

 

 

耳の周辺や顎の下を痛くない程度に指圧したり、マッサージすると、

唾液の分泌を促すことができます。

●耳下腺をマッサージ

頬から耳たぶの前方を4本の指でやさしく円を描くようにマッサージします。

●顎下腺マッサージ

顎の下の柔らかい部分を指先で押します。

●舌下線マッサージ

顎の先のとがった部分の内側をグーの手か指で舌を突き上げるように押します。

これらを5回~10回、おこないます。食前がおすすめ。

職場の仕事中には、舌下腺のツボを押したり回すと良いです。

これなら、あまり目立たずにできます。^^

 

・発声

声を出すことで、舌と頬の筋肉が動き唾液腺が刺激されます。

お風呂に入った時などに湯船につかりながらやってみるといいかもしれません^^、

 

ドライマウスの予防

一時的な口の渇きは水を飲むことで解消されますが、

いつも渇いていると感じる場合は、上記の唾液を増やす方法を普段からやってみましょう。

慢性的に口が乾燥するドライマウスになってしまう前に

普段の生活習慣や食生活を見直すことも大切です。

 

唾液を出す方法 さいごに

口臭を防ぐためにも、唾液を出すようにしなければならないのですが、唾液は自律神経の働きでコントロールされているのですね。

なので大事なのは、心身のリラックスということになります。

 

 

リラックス状態になると副交感神経が活発に働き、唾液を多く分泌されます。

唾液をいっぱい出すには、心身ともにストレスのない生活、よく噛んで楽しく食事をしたり、楽しくおしゃべりしたりということになりますね。

唾液が少ないことで口臭が・・と気にしすぎるのはストレスの原因になり、悪循環になります。

やれることをしっかりやったら、気持ちを楽にもちましょうね。

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