11月ともなると、そろそろ年賀状作成しなくちゃ・・と思っている方もいますよね。
パソコンで年賀状を作る時にはがき作成ソフトを利用している方も多いかと思います。
普段あまり使わないソフトだと、なかなか使い方を思い出せなかったりしませんか?
今回はワードやエクセルに、はがき作成ソフトの素材を取り込んで、楽々年賀状を作る方法のご紹介です。
ベースは使い慣れているワードやエクセルどちらでも同じようなものです。好みで。
作成方法
1.用紙設定
まずは、ベースとなるソフトで用紙の設定をします。
一応バージョンがいろいろあるので、例は2010です。
他のバージョンでも基本は同じです。
・Wordの場合はリボンの「ページレイアウト」タブをクリックして
「ページ設定」グループの詳細設定のボタンをクリックします。
リボンの簡易ボタンに慣れている場合はそちらで設定してもOK。
用紙サイズをはがきにします。
・余白はできる限り少なくします。
全部「0」に設定すると、修正するようにメッセージがでます。
修正をクリックすると、最低限の余白で設定されます。
印刷の向きは好みで縦置きか横置きか選びます。
・Excelの場合もリボンの「ページレイアウト」から用紙サイズや余白・用紙の向きを設定します。
2.部品の挿入
設定したハガキに「賀詞」や挨拶文などを入れていきます。
年賀状に入れるのは「賀詞」と「あいさつ文」「年」「イラスト」などですね。
これらの素材を筆まめ(他のはがき作成ソフトでも同じです)のものを利用して簡単に作成します。
はがき作成ソフトによって違いますが、筆まめの場合は画像だけが保存されているCD(グリーン)があります。
DVDの場合はプログラムも画像もDVDに一緒にはいっているので、それをセットします。
リボンの「挿入」をクリックし「図」をクリックします。
CDの中から「年賀状」⇒「賀詞」と選び好みの文字を選択クリックします。
(フォルダ名はバージョンにより、多少違います。また、筆まめ以外では、
既にパソコンの中に画像がインストールされている場合もあります。
手持ちのソフトの画像の保存場所を探してください)
設定したワードやエクセルの用紙に賀詞が挿入されます。
ハンドル(賀詞の周囲に表示されている枠と四隅上下左右の四角)が表示されていればドラッグで移動拡縮ができます。
好みの位置に移動したり大きさを変えたりしてみます。
ワードの場合はあいさつ文を縦書きでいれたい場合は「ページレイアウト」で、
文字列の方向を縦書きにすれば、そのまま入力できます。
注意:この時、縦置きにしていた用紙が横になってしまうこともありますが、
印刷の向きを縦に直せば元に戻ります。
エクセルでは「テキストボックス」を挿入して、そこに挨拶文などを入力します。
「書式設定」タブでテキストボックスの枠線を「なし」に設定します。
ワードでも挨拶文などを自由に動かしたい場合はテキストボックスに入力すれば、好きなところに配置できます。
同様にして、干支やイラストなどを挿入して好みのところに配置します。
画像の上で右クリックするとメニューが表示されますので、「最背面」「テキストの背面」などを選ぶと、文字と重なった時に、文字の背面に画像を設置できます。
ワードやエクセルで年賀状作り まとめ
ワード・エクセルなど使い慣れたソフトを使用してベースの用紙を準備します。
そこに、はがき作成ソフトから、賀詞もイラストも干支の絵も・・部品として挿入し、好きなところに配置してレイアウトするだけです。
もちろん、ワードやエクセルの「ワードアート」や「図形」を利用したり、ネットから気に入った画像などをダウンロードして作るのもありです。
自分で撮った写真を入れたい場合も、「挿入」⇒「図」で保存してある写真を選び、挿入してからハンドルをドラッグして拡縮や移動をすればOKです。
また、自分でイラストなどを描きたい場合は、ペイントなどで描いて、全て選択してから、「コピー」⇒ ワードやエクセルに「貼り付け」で利用できます。
要は、年賀状作成には専用ソフトを使うとか、WORDやExcelで作る場合はそのソフトの機能だけを使って作るというのではなく、いろいろなものを利用して自由に作ることできるということです。
いろいろなソフトを使うことで作品に広がりがでてきます(^^)
いろいろ試してあなただけのオリジナル年賀状を作ってくださいね。