ママチャリに乗っていると、普段からたいして気にせず空気が減ってるかな?
と思えば空気を入れ、チェーンがはずれたりパンクしたら直してもらい・・と、
自分で何かするより、気軽に自転車屋さんに駆け込むのが常。
というのは私だけでしょうか?
これではだめだと思い立ち、日常で困った時に知っておくことをリサーチしてみました。
きっかけ
きっかけは、つい最近のパンク。
そんなことはどうでもいいという方は読み飛ばしてください(^^;)
普段乗っている自転車は、かなり古く、安物だったこともあり、始めからあまり調子はよくなかったのです。
ここのところ空気の抜ける頻度が増してきました。
乗るといつもタイヤの空気が不足しているようでした。
走り出すとガタタン、ガタンという振動があり、ペダルも重く乗り心地は最悪。
・・・少し前のこと。
急用で出かけることになり、自転車に乗ったら、なんとパンク?というくらい、乗り始めからタイヤがぺちゃんこです。
これはまずい・・・でも急がねばならないので、とりあえず空気をいれてみて、ダメならバスで・・・と、一番近くの自転車屋まで半分無理やり乗り、あとは押していきました。 (これ、だめですよね><わかってます)
この店では、以前パンクと思い込み修理にもっていったところ、パンクではなく虫ゴムのせいといわれたことがありました。
虫ゴムなるものを交換してくれ、空気をいれてもらい無料で済んでしまいました。
・・そのことがあり、今回もパンクと決めつけないで、とにかく空気だけいれてもらいました。
「これで、2~3日様子みて、普通に走れれば大丈夫。1日ですぐ空気が抜けるようならパンクかもしれない」といわれ、とにかくしっかり空気の入った自転車で気持ちよく走行。
乗りながら、大丈夫みたいだ(^^)これならいけると一安心。
が、それもつかの間。
用を済ませて、帰りに自転車に乗ると「あれあれ?もう空気が減ってる・・」
店はもう閉まっている時間なので、行きと同じ、少しガタガタいわせながら無理やり乗って帰宅。
着いたころには案の定タイヤはみごとにぺちゃんこ!パンクのようです。
壊れているわけではないけど、何度買い替えようかと考えてでも乗り続けた自転車。
まあ、潮時といえばそのくらいのポンコツ具合。
パンクを直して乗っても、また他がすぐダメになりそうです。
駕籠も駐輪しているとき、倒されていてかなり歪んでいるし、錆びもひどい。
ただ、予算的には買う予定はなかったので、厳しいところ。
今回はとにかく、日々必要なので、安いものを買おうと決めて、手頃なママチャリを購入。
買ったホームセンターの人が言うには「毎日空気いれてくださいね」と。
なぜ?ときくと、乗らなくても少しずつ抜けていくものなので、空気をいれるのは必要な事。
毎日できなくても最低1週間に一度はいれてください。とのこと。
ここで、自転車については、買って、乗って、放置しての日々で、
何も知らないことに気が付いたわけです。
空気入れも持ってないし、自転車屋では、自動のやつでいつもいれてもらっていたので、適正な空気圧とかもわからない。
タイヤを指で押して空気の入り具合をみるくらい。
いくら安物でも、ちゃんとメンテナンスしてあげないとな~と反省。
そこでいろいろ調べてみることにしたのです。
(なんて長い前置きなんだろう^^;)
ついでに自宅でもできる自動の(楽な)空気いれなんかはたして売ってないかしら?というのも含めて、自転車のタイヤについてリサーチ。
まずは人任せにしていたタイヤの空気入れについて。
空気が抜ける原因や正しい空気の入れ方を知りたいと思いました。
適正空気圧は?
虫ゴムとは?
バルブとは?
知らないことだらけです。
まずはそこらへんから。
自転車のタイヤの部品名
タイヤと一口に言っても、自転車屋さんとの会話で判るように、タイヤの空気を入れるところの部品にも名前があります。
そして、タイヤの中にはチューブがあり、タイヤはリム(ホイールフレーム)の上に装着されています。
そしてリムのところにバルブがつきでています、
バルブ
空気をいれるところですが、このバルブには種類があります。
3種類あります。
・英式バルブ・・・
一般的な自転車に用いられているバルブです。
ママチャリはこのバルブですね。
車椅子にも使用されています。
・米式バルブ・・・
これはアメリカでは”Shrader valve”と呼ばれています。
日本語読みでは「シュレッダー」「シュレイダー」「シュレーダー」です。
米式はマウンテンバイクで採用されている程度ということです。
仏式バルブ・・・
微妙な空気圧調節が可能で、空気も入れやすく競技用自転車など、スポーツ志向のバイクに良く使われています。
私のママチャリは英式になりますね。
以降はこのママチャリという前提で。
バルブをよくみると、大体が黒いゴムキャップで蓋がしてあります
キャップをはずすとムシというものがありますが、これはバルブの中にあるんですね。
ムシを取り出したのが図の右側です。
ようやく虫ゴムがありました。^^;
空気の抜けるわけとは?
・自転車のタイヤの空気が抜ける原因としては主に3つ。
バルブ・虫ゴム・パンクですが、今は、パンクはおいといて^^;
放置して乗らなくても抜けていく理由ですね。
バルブのゆるみ
タイヤの空気が抜けるときには、この「バルブのゆるみ」を疑うのが一番のようです。
過去にパンクと大騒ぎしてサイクルショップに駆け込んだときの最初が、これでした^^;2番目がムシゴムです。
自転車のタイヤには、車輪の内側にちょっと飛び出している、空気を入れる部分のバルブがあります。
このバルブと呼ばれる部分には虫とかブランジャーと呼ばれる金属の棒が刺さっています。
その虫(ブランジャー)の上からバルブナットと呼ばれる金属を回転させてはめることで、この虫(ブランジャー)部分を固定しています。
このナットがゆるんでいると、空気が抜けてしまうんですね。
・バルブの先端についているゴムのキャップを外します。
バルブナットが出てきます。
・バルブナットを時計周りにまわしてキュッと締めます。
このゆるみが原因の場合はこれでOKですね。
空気をいれればいいわけです。
これで空気抜けが改善されます。
虫ゴムの劣化
バルブの中に納まっている虫(ブランジャー)という金属棒は、周りに虫ゴムと呼ばれるゴムをはめています。
この虫ゴムが劣化することが、空気の抜ける原因として考えられます。
バルブの先端のキャップを外し、バルブナットを反時計回りに回して取り外します。
中に刺さっているブランジャーをとり出します。
ブランジャーの下半分くらいの周りを覆っているゴムが虫ゴムですが、よく観察してみます。
虫ゴムが途中で切れていたり、亀裂や穴が開いていたりすると、
空気が抜ける原因になります。
虫ゴムの損傷が確認されたら新しい虫ゴムに交換します。
虫ゴムの交換方法
虫ゴムは100均やホームセンターでも100円くらいで売っています。
交換の方法が解ったら、予備に買っておくといいですね。
虫ゴム交換に必要なもの。
・虫ゴム
・軍手
・ピンセット(もしもの場合に)
・空気入れ
交換方法
①キャップとバルブナットを外します
手が汚れるので軍手をして作業します。
バルブの先端についているゴムのキャップを外して、バルブナットを反時計周りに回転させて取り外します。
②虫(ブランジャー)部分をとりだします
虫と呼ばれる金属棒を引っぱって取り外します。
結構、力がいるようなので、タイヤが動かないように手で固定して抜きます。
※ムシを引っ張った時に、虫だけが抜けて、虫ゴムが穴の部分に残ってしまうことがあるようです。
その場合は用意したピンセットなどで必ず取り除きます。
③虫ゴムを交換する
劣化した虫ゴムを取り外したら、新しい虫ゴムを取り付けます。
はめるときは少しきついのですが、しっかり上まではめます。
④バルブにムシとキャップを戻す
バルブにムシをはめてバルブナットを時計周りに回転させて取り付けます。
その上からキャップをはめて元通りにします。最後に空気を入れて完了です。
まだ実際やってはいないのですが、意外と簡単にできそうです。
まぁ、自転車屋さんが交換してくれた時もあっという間に終わりましたから(^^;
次は自分でやってみます。
パンクでなかった場合でも、自然に空気は抜けていくということですが、この空気漏れが速い場合などは以上のことを疑って対処すればよいわけですね。
どちらにしても対処したら空気をいれます。
なにごともなく抜けた場合も空気をいれます。
空気をいれる頻度は1週間に1度くらいはいれるということです。
今までは自転車屋に頼っていましたが、空気入れを買いました!(^o^)
昔使っていた手押しのポンプではなく、足踏み式のやつです。
こんなのです↓
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本当はたいしてことではないんですけど、あの最後の押しですごい抵抗があると重労働に感じます^^;
なんとか楽にできないものかと思い探したところフット式で圧力ゲージのついたものをみつけたのですね。
本当は電動でシュッといれたいところですが、マンションの駐輪場では置く場所もないし、高いですからね。
ここでゲージがついていても適正な空気圧とは?となるわけです。
タイヤの適正空気圧
調べたところ、タイヤに表示されているとのこと。
さっそく調べてみました。
う~~ん、よく見えません。
(37-590).26X1 3/8
これは、タイヤのサイズのようです。
なんとか最初の部分は解明しましたが、肝心の空気圧が表示されているところが・・・
見えますか?
こういうことに詳しい人なら、なんとかわかるのかも・・と思いつつ。
雨も降ってきたので、再確認は断念。後日することにしました。
ママチャリの場合はほぼ300ということなので・・
それでやってみてもいいかな~というところです。
タイヤに表示される空気圧の「単位」はメーカーや製品によってバラバラのようです。
bar (バール)
PSI (プサイ、ピーエスアイ、ポンドパースクエアインチ等)
kPa (キロパスカル)
kgf/cm2(重量キログラム毎平方センチメートル)
が混在しています。
空気圧計を見る時や、他のタイヤと比較する場合は見る単位を間違えないように注意が必要ですね。
「kPa」は「bar」の100倍の数値。1bar=100kpaです。
「bar」と「kgf/cm2」は単位が違いますが数値はほぼ同じ。
翌日、出かける用があり途中の自転車屋で空気圧のことをきいてみました。
ママチャリの空気圧なんて気にすることはないと言われてしまいました。
大体3.5~4くらいとのこと。
この単位はbarだと思うので、私の持っている圧力計のゲージはkPaなので
350~400kPaということになります。
今のところ空気も抜けていないので、新しい空気いれで試すのはも少し先
(といっても1週間に一度は要れるように言われたので、)
近いうちに試してみたいです。
では、それまでに正しい空気の入れ方をまとめます。
正しい空気の入れ方?
空気を入れる時のバルブの位置は上側にしてからのがいれやすいようです。
後輪のバルブの位置を直す時はタイヤを前進する方向に回します。
・バルブキャップをはずします。(バルブキャップをなくさないように注意)
今回購入した空気入れは、先にゲージをセットします。
ここで適正空気圧が必要になるんですね。
・このフット式は、最初にゲージの置き針の位置を推奨空気圧にしておきます。
ゲージの外側をもってまわすと置き針の位置が動かせます。
・空気入れの口金をセットします。
・バルブをしっかり固定したら、あとはペダルを踏むだけ。
入れる空気は置き針のところまで
空気の漏れる原因は他にパンクがありますが、タイヤの寿命というのもあります。
自転車のタイヤの寿命
見た目ではタイヤの溝がなくなったり、ひび割れしてきたら交換のしるしです。
また、タイヤは太陽光を浴び紫外線の影響を受けながら徐々い劣化していきます。
普段あまり乗らないで溝が残っていても、3年を目途に新しいタイヤに交換するのがいいようです。
空気圧が高すぎると転倒リスクが高まり、乗り心地も悪くなります。
逆に少なすぎるとタイヤやチューブが損傷しやすくなります。
適度に空気圧を調整することでタイヤの寿命を延ばすことができるんですね。
ママチャリもメンテナンス 最後に
ついつい乗りっぱなしのママチャリ。
でも、こまめに空気圧をチェック(1~2週間に一度)そして、
丁度いい感じの空気圧で快適に走るというのが
人にもタイヤにもいいようです(^^)
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