あ~、まったりしたい!癒されたい!
なんてことを思う時・・まず浮かぶのは温泉 。
お風呂好きな私は温泉も好きです。
普段あまり考えることもなく、温泉に入ると気持ちいい、暖まる、癒される、身体にいい・・・そんな漠然としたイメージがありますが・・・。
温泉てなぜ効くのだろう? なんていう疑問がふとわいてきました。
温泉はなぜ効く
温泉には「〇〇に効く」とか、この温泉は「××泉」なんていう「温泉分析書 」の表示が必ず記載されています。
環境省が定める基準によって、温泉の泉質や「適応症」「禁忌症」などが記されているんですね。
適応症は、温泉療養を行うことで効果を期待できる症状のこと。
禁忌症は温泉に入ってはいけないという症状。
これらも深く考えるでもなく、そうなんだぁ・・という感じで、 「おっ、ここは腰痛にいいみたい♪」なんて思っていましたが・・・ でも、それってどういうこと?
疲れたり癒されたいと思うと温泉に行きたいって思うでしょ?
でも、なんでそう思うんだろ?お風呂でもおなじじゃない?まったりできるし
そもそも温泉って? なぜ温泉は体にいいの? 温泉がなんでいろんなものに効くって言われるの?
温泉とは?
wikiより抜粋
「温泉は、地中から湯(熱水泉)が湧き出している現象や場所、湯そのもの を示す用語である。 その熱水泉を用いた入浴施設やそれらが集まった地域。人工温泉と対比して「天然温泉」と称する場合もある。 熱源で分類すると、火山の地下のマグマを熱源とする火山性温泉 と、 火山とは無関係に地熱などにより地下水が加温される非火山性温泉 に分けられる。 含まれる成分により、、様々な色、におい、効能の温泉がある。」
うんうん、温泉はどんなものかわかるけど、で、それがなんで「〇〇に効く」となるのか?だよね
そう、その効能ってなにで決まるのかとかだにゃ・・・
温泉の定義というのがあって、どうも温度やら液性(酸性とかアルカリ性とかっていうのがどのくらいか)とか浸透圧というもので分類されているらしいね。
温泉の定義とは
温泉の要素としては、泉温 (湧き出ている湯の温度)・泉質 (溶解成分)・湧出量 (湧き出ている湯の量)・浸透圧 (濃度の異なる溶液があると、同じ濃度に近づこうとする力のこと。)がある。 温泉法では、「温泉とは、地中(泉源)からゆう出する温水が摂氏25度以上 。摂氏25度未満のものでも温泉の定義で指定されている物質(19項目)の成分のうち、いずれか1つ以上のものを含んでいれば温泉 になる。」
ということだけど・・・
温泉の効果
う~ん・・・むずかしい話はわからんにゃ^^; で、なんで温泉は効くって言われるのかにゃ?
・・効くわけは・・・温泉成分の効能による薬理効果 と温熱効果、水圧効果や浮力効果などの物理効果 と、普段と違った環境に行くことで精神的に良い影響が得られる心理効果なんかがあわさって「温泉は効く」って言われていると・・・そんなことらしいね。
薬理効果は温泉成分の効能による効果で、温泉にどんな成分があるかでどんな不調や病気に効くかということかな。 物理効果は直接身体に作用する効果、暖まるとか血行がよくなるとか・・・ そして心理効果はリラックスできることや転地効果なんていわれるストレス解消効果のことだね。
直接身体に影響のある物理効果
簡単に言えば、温泉の熱で身体が温まると血管が広がって血の巡りがよくなる 、 それによってからだの痛みがやわらいだりします。 全身の血行がよくなると新陳代謝が高まる 、そうすると体内の老廃物を出す働きが活発になり、疲れがとれます。 そして温泉にはいると全身に水圧がかかり、内臓が刺激されて内蔵運動になる、つまり、天然マッサージの状態 。 また、温泉にはいると浮力が働くので、身体が軽くなり筋肉の緊張がほぐれてリラックスできる というようなのが物理効果。
うーん、でもこれって家庭のお風呂でもある効果だにゃ。
他に、心理効果として、温泉地に行くという日常生活から離れることで、日々のストレスから解放されたり、精神的疲労を回復できたり・・・そういう効果が期待できるみたいね。
温泉地じゃなくて、スーパー銭湯に出かけるのだって日常の家のお風呂と違うにゃんw。
単に出かけるというより、自然の中や遠出というか旅行に行くという感じの日常から離れるということね
おいらはスーパー銭湯でもお出かけしてお風呂入って美味しいもの食べれば満足!
心理効果(転地効果)
日常生活を離れ、環境に恵まれた温泉地に行くことで五感が刺激を受け、脳内の自律神経の中枢のスイッチが入ります。 そこで、ストレスを解消し、精神疲労や病気に効果を発揮するということです。 つまり、「澄んだおいしい空気」「森林浴のリラックス効果」などと言われるようなことと同じで、 自然環境に恵まれた温泉地にいくことでの転地効果が期待 できるということです。
薬理効果
残るは薬理効果かな^^; 温泉て地中から湯(熱水泉)が湧き出している現象で、そのお湯の中には豊富なミネラル成分なんかがあるんだね。 泉質によって成分の違いや効能の違いはあるけど、温泉に溶け込んでいる様々な成分が効くっていう元になっているのかな?
ふむ・・・お風呂でも同じ効果があるけど、温泉だとお湯の成分で効くってなるということ?
ていうか、薬理効果や物理効果、心理効果などのいろんな効果があわさることで「温泉は効く」ってなる </span >と思った方がいいんじゃない?
温泉とお風呂の違い
なるほど・・温泉とお風呂の違いって他にもあるのかにゃ?
大きな違いは水質 だよね。 温泉にはいろんな効能のある成分が入っているけど、家のお風呂の水は水道水だから、カルキなんがが入ってるし、塩素は肌や髪を乾燥させてしまうみたい。 温泉のいろんな成分は「温泉の定義」にあるような液質とか浸透圧とかいうもので効果が変わるわけ。 また身体の芯からゆっくり温めてくれるのでお湯からあがった後もしばらくポカポカしているよね。 お風呂だと、さめるのが早い。
そうだね・・・先に言ったように「濃度の異なる溶液があると、同じ濃度に近づこうとする力 のこと」だけど、 温泉の浸透圧には「高張泉」「等張泉」「低張泉」の3つがある のね。 人間の細胞液と等しい浸透圧をもつものが「等張泉」 で1ℓの水に8.8gの食塩を溶かした食塩水の濃さに相当するんですね。 高張泉は人間の体より浸透圧が高いので、温泉成分が体に浸透されやすいんですね。体の細胞液より温泉の方が濃いから、同じ濃度に近づこうとする浸透圧により、成分が体に浸透されるということね。 低張泉は、水分が体に浸透されやすいのね。 体の細胞液より薄いので、水分が体に移動し濃度を近づけようとするのね。 温泉で長湯すると手足に皺ができたりするでしょ。 これは水分がぬけたのでなく、水分を吸収した状態ということ。 つまり温泉の成分が体に浸透しやすいのが高張泉で、温泉の水分が体に浸透しやすいのが低張泉ということね。
温泉はなぜ効く?お風呂との違い まとめ
温泉がなぜ効くのかは少しわかったにゃ。 でも調べてみるといろいろと専門的なことがいっぱいで頭がぐちゃぐちゃだにゃw。
だね(笑)温泉についての詳しいことは専門家に任せるとして、なぜ効くということをまとめてみると・・・
・水道水を沸かしたお風呂と違って、温泉にはいろんな成分が溶けこんで いて、それが体に吸収されて〇〇に効くというような効能になる。 ・そして、温泉のあるところは自然も豊富なところが多いから、温泉地に出かけることで転地効果が期待 できる。 ・お風呂でも同じような効果が得られる物理効果 、つまりは体に直接作用することね。 ・それらが組み合わさることで「温泉は効く!」という のではないかな?
私としては、中でも心理効果がもっとも温泉は効く!というわけのような気がする^^温泉に出かけるというだけで、ワクワクするし、入る前から、入ったら気持ちいいとかまったりするとか癒されるとか・・・期待も大きいし(^^;)広々とした温泉につかり手足を思いっきりのばして・・・露天風呂で雄大な景色を眺めながら入る温泉!出た後で宿のお布団でゆっくりしながらマッサージしてもらう・・そしてご当地の美味しいものをいっぱい食べて気分は最高!温泉て気持ちいいよね^^
うんうん、温泉旅館とかいくとその地方の美味しいものがいっぱいあるにゃ(^o^)行こう温泉!おいしいもの・・・ぐふふふ
にゃんは温泉じゃなくても食べられればどこでもいいんでしょ(^^;
温泉はなぜ効く さいごに
少しだけわかったような気がする温泉。 今度温泉に行く機会があったら、温泉分析表とか、効能書きなんかもしっかり読んでみようかなと思います。 気が付かなかったけど、分析表には浸透圧も書いてあるそうなんですね(^^; ここのところ疲れ気味なので、温泉のことなんて書いているとすぐにでも出かけたくなってしまいます・・・ああ、まったりしたい!!
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