どこかへ出かけたいという時、元気がないとか気分が落ち込んでいる時なんかは・・・
行きたいと思うのはパワースポット。
いまではパワースポットというのは、ごく当たり前に使われていることばですが、
このパワースポットって由来や歴史があるんでしょうか?
ことばはそんな古いものではないと思いますが、ちょっとパワースポットについて調べてみました。
パワースポットとは?
いわゆる、パワースポットというのは、地球に点在する特別なエネルギーの“場”といわれています。
気場とも言います。
パワースポットには人を癒すとされる何かがあったり、
または磁力を発する断層があったりします。
ことば自体は新しいですが、昔から「パワースポットは大地の力(気)がみなぎる場所」といわれていました。
日本で言えばとても古い事例として「熊野三山詣で」があります。
本来は厳しい修験を行ってはじめて得られる力を、その場所に詣でるだけで得られると云われているのがパワースポットです。
身分性別を問わずパワーを得られる、というものです。
いろいろなところでパワースポットの紹介が出ています。
人を集めるためには宣伝が必要になります。
そこで使われたのが、言い伝えを用いた という話もききます。
伊勢神宮にお参りする「お伊勢参り」も「修験者しか得られないパワーを性別身分を問わず得られる」と宣伝した、とあります。
パワースポットの歴史
パワースポットやスピリチュアルスポットなどと呼ばれるようにもなった場所も、
もとは信仰の場で自然崇拝が行われていたところが多いとされています。
そういう場所は伝統的に霊場とか聖地sacred placeなどの呼称で呼ばれていました。
自然崇拝でいえば、特に山は神聖な場所とみなされていたようです。
富士山なども「霊峰富士」などでよばれることもありますね。
日本にある自然の中にも多くのそういった場所があります。
パワースポットということばが広く使われるようになったのは、
wikiによると、「日本では、1975年以降に、超能力者を称する清田益章が「大地のエネルギーを取り入れる場所」として「パワースポット」という語を使用し、1990年代前半から、その言葉がひろまった。」
とあります。
場所としては昔からことばは違えど認識されていたわけですね。
そこにパワースポットという呼び名をつけ、人々が訪れるようになったのが1990年代ということになります。
科学的?には地磁気が強い場所ほどパワーが強いとされています。
「ゼロ磁場」という言葉を聞いたことがあるという方もいると思います。
地磁気が打ち消しあう場所で「ゼロ磁場」なる状態が発生し、そこに「五次元宇宙」からのエネルギーがもたらされるとされています。
話題になったところでは長野県伊那市にある分杭峠のゼロ磁場が有名ですね。
分杭峠のゼロ磁場は日本最大、最長の巨大断層地帯である中央構造線の真上にあり、2つの地層がぶつかり合っているため、エネルギーが凝縮しているそうです。
ただ、エネルギーを感じるというのは個人差もあるのでは、と思います。
パワースポットと呼ばれる地に出向いても、誰もがなんらかの気の存在やエネルギーを感じているか?というと、それはないですよね。
何を感じるのかはそこに行った人によるわけです。
人それぞれがそこにある自然を通して癒しを求めたり、エネルギーをもらったと感じたりする・・・感じ方はさまざまだと思います。
私もパワースポットと呼ばれる場所にはいくつか行ったことがあります。
分杭峠にも行きました(^^;)
ただし、ツアーに乗っかって行ったため、気を感じるより人の気配の方が多くて、
あまり癒された感はありませんでした(^^;
分杭峠は自由に散策する時間もとれたので、人気のないところを歩いていると
「あ、空気がちがう?」なんて感じる場所も確かにありました。
エネルギーとかは目にみえないので、説明しにくいですが、場所により、ある瞬間にビビっと感じることは幾度もあり、確かにあると思うのは、感じ方の差なのかなと思います。
パワースポットどこに行こう?
日本には実に多くのパワースポットとされる場所があります。
神社や山が多いですよね。
以前、「パワースポットに行きたい!」と思い立った時、東京のパワースポット巡りというバスツアーを見つけました。
近場にあるさまざまなパワースポットをバスツアーで連れて行ってくれるというもので、気軽に申し込んだのですが・・・
人数が集まらず企画倒れで中止になりました。
まぁ、ツアーで行くというのも安易ですし、人混みに行くようなもの、ということもあり、中止でよかったのかもしれません。
どこか、ここに行きたい!と思う場所があれば、それは1人で行けばよいのですが、ふわ~っと行きたい気持ちだけで場所が定まっていない時は、なにを目安に探すのか?ということになります。
まずは近場で。
となるのが出不精でもある私ゆえのことですが(^^;)
どこでどんなパワーをもらえるの?と考えると調べるしかありません。
また、一説には自分と相性の良いパワースポットを調べる方法があるそうです。
パワースポットごとに流れているエネルギーは異なり、それは繭気属性(けんきぞくせい)を調べる事で、相性を知ることができるんだそうです。
話がそれてしまいそうですが、
『繭気属性(けんきぞくせい)とは、土地から運気をもらう際に知っておきたい、
人が元々持っている自然五元素で、地・水・火・風・空の属性の事を指す。』
ということです。
誰もが1つ持っている属性で、生涯変わらないそうで、生年月日と血液型だけで調べられるということです。
これは古代インド思想、風水、陰陽道などの思想に基づく考え方のようです。
繭気属性の調べ方と相性
自分の生年月日を西暦で一桁になるまで足し算します。
出た数字と血液型の数字を足します。
例: 1990年5月10日生まれ B型とした場合。
1+9+9+0+5+1+0=25 ⇒ 2+5=7 となります。
血液型は
7+2=9となります。
属性は
水 2・8
火 3・7
風 4・9
空 5
相性は図の対角線上にある属性、隣り合う属性は×であまり相性が良くないということです。
相性があまり良くないといってもマイナスというのではなく、
ご利益?を得にくいということのようです。
同じ属性同士だとすごく相性がよいそうです。
属性の場所
地属性
北海道: 北海道神宮
新潟県: 佐渡島
東京都: 皇居、浅草寺、池上本門寺、大國魂神社
神奈川県:伊勢山皇大神宮、ららぽーと横浜
千葉県: 猿田神社、香取神宮、マザー牧場
群馬県: 尾瀬国立公園
茨城県: 袋田の滝
山梨県: 武田神社
長野県: 戸隠神社(奥院)
愛知県: 名古屋城
岐阜県: 位山、南宮大社
京都府: 龍安寺、鈴虫寺、東寺、地主神社
奈良県: 春日大社、大神神社
兵庫県: 日吉神社
鳥取県: 金持神社
島根県: 出雲大社、石見銀山
愛媛県: 石鎚山
香川県: 金刀比羅宮
宮崎県: 都萬神社
熊本県: 国造神社
鹿児島県:新田神社、屋久島
水属性
北海道: 摩周湖、洞爺湖
岩手県: 毛越寺
東京都: 東京大神宮、亀戸天神社、深大寺
神奈川: 銭洗弁天、長谷寺
長野県: 諏訪大社
三重県: 伊勢神宮
京都府: 出雲大神宮、清水寺、貴船神社、晴明神社、下鴨神社、建仁寺禅居庵
奈良県: 天河大辨財天社
広島県: 厳島神社
山口県: 秋芳洞
高知県: 龍河洞、四万十川
福岡県: 太宰府天満宮
佐賀 : 伊勢神宮
鹿児島: 霧島神宮
火属性
北海道: 裏摩周 神の子池
宮城県: 大崎八幡宮
東京都: 高幡不動尊、御岳山、深川不動堂、新井薬師
神奈川: 川崎大師、関帝廟
千葉県: 千葉神社
埼玉県: 川越八幡宮
栃木県: 古峰神社
茨城県: 鹿島神宮
静岡県: 富士山、山宮浅間神社
和歌山: 熊野神社、高野山金剛峯寺
奈良県: 金峯山寺
滋賀県: 多賀大社、建部大社
京都府: 八坂神社、二条城
大阪府: 住吉大社
愛媛県: 伊曽乃神社
島根県: 須佐神社
岡山県: 由加神社本宮
香川県: 善通寺
福岡県: 竈門神社
宮崎県: 荒立神社
熊本県: 阿蘇山、宝来宝来神社
風属性
青森県: 恐山、岩木山神社
新潟県: 弥彦神社
岩手県: 龍泉洞
山形県: 上杉神社
山梨県: 御岳昇仙峡
東京都: 日枝神社、高尾山、花園神社
千葉県: 成田空港、成田山新勝寺、ららぽーとTOKYO-BAY
神奈川: 杉本寺
埼玉県: 三峯神社、氷川神社
愛知県: 白鳥古墳、真清田神社
三重県: 椿大神社
和歌山: 神倉神社
奈良県: 石上神宮
滋賀県: 比叡山延暦寺
京都府: 伏見稲荷大社、鞍馬寺、頂法寺 六角堂、仁和寺
大阪府: 四天王寺
兵庫県: 伊和神社
鳥取県: 鳥取砂丘
愛媛県: 龍光寺
広島県: 仙酔島
福岡県: 宮地嶽神社
長崎県: ハウステンボス
空属性
秋田県: 大湯環状列石
東京都: 東京タワー、柴又帝釈天
神奈川: 大雄山 最乗寺
山梨県: 身延山 久遠寺
埼玉県: 今宮神社 八大龍王宮
栃木県: 日光東照宮
長野県: 善光寺、霧ヶ峰、分杭峠
石川県: 霊峰白山
愛知県: 熱田神宮
岐阜県: 岐阜城
奈良県: 玉置神社
京都府: 高台寺、永観堂
島根県: 八重垣神社
岡山県: 吉備津神社
福岡県: 桜井神社
熊本県: 蓮華院 誕生寺
沖縄県: 首里城、久高島
その他(全属性OK)
和歌山: 那智大滝
熊本県: 幣立神宮
宮崎県: 高千穂
「古代のインド哲学」と「血液型占い」をまぜた方法のようですが、信憑性は探せませんでした。
占いのひとつとして考えればいいのかなと思います。
ただ、どこに行こうと迷った時に参考にしても面白いかなと思います。
占いも信じる信じないというのは本人次第!
もしかしたら、自分にぴったりのパワースポットに巡り合えるかもしれません
パワースポットとは?どこに行く さいごに
簡単にパワースポットとは?をまとめてみましたが、どこかのパワースポットに行きたいと思った時は、たまたま耳にしたとか、上記のようなパワースポットに行く機会ができたとか、TVや雑誌をみていて行ってみたくなったとか・・・
なんでもいいと思いますが、まず行ってみましょう。
行ってみて、なにかエネルギーのようなものを感じた。
また訪ねたくなった。
行ってみたら心地いい・・
などなど自分の感覚が大事と思います。
そんな自分が行きたくなるパワースポットがみつかったら、まず行ってみてエネルギーを感じてみませんか(^^)