突然天井から「火事です!火事です!」と言われてびっくりしたことありませんか?
以前住んでいたマンションで焼肉をした時のこと。
思った以上に煙がでてしまった結果です。
慌てて窓を開け換気扇を回してもなかなか音が止まらず、 天井も高かったので止めるスイッチまで届きませんでした。
ひたすら鳴りやむのを待っていた始末。
火災報知器はあった方がよいですが、こんな時は?というのが結構ありますね。
今のところに越してから、最近天井にある警報機の汚れが気になりだして、 掃除をしたいと思ったのですが・・・ 下手に触って誤作動?で鳴ってしまったらどうしようとなかなかできないでいました。
火災報知器の掃除
待っていてもきれいになるわけないので(^^;)掃除の方法を検索。
簡単に回すだけで取り外しができるようなので、早速取り外して拭いてみました。
掃除のしかた 1.周りを持って左に回すと外れました。
2.埃があるようなら掃除機で先が感知部に触らないように吸い取ります。
3.本体の汚れは布に水か中性洗剤を溶いた水を浸し、充分絞ってから拭く。
とありましたが、面倒なのでウェットテッシュで拭きました(^^;) 綺麗になりましたよ。
4.取り外しとは逆に回して取り付けます。
完了! やっぱり綺麗になると気持ちいいですね(^^)
付いていた火災報知器は「パナソニックのけむり当番2種(電池式) SH4500」というものでした。
自動試験機能が付いているタイプのようで、電池切れや故障の時は知らせてくれるとのことです。
火災報知器取り付け義務
2006年に改正消防法が施行されてから、全ての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。
そのため、賃貸マンションでも各部屋と台所にとりつけてあります。
意図するところは、「火災を未然に防ぐためではなく、逃げ遅れて死亡しないための警報器です。」とあります。
だから連動していなくてもOKなんですね。
以前鳴ってしまい慌てた経験から、調理の時にも気を使うようになってしまいました。
これが誤作動?するというのもよくききます。
誤作動というより調理の煙や湯気でも鳴ってしまうという・・・ 綺麗になったところで気にせず調理ができるように気になっている点も調べてみました。
気になるのは、
・どのくらいの熱や煙で鳴るのか?
・どんな時に誤動作するのか?
・点検は?
・電池はどのくらい持つのか? などなどです。
どのくらいの熱や煙で鳴るのか?
警報機の種類と感知するタイミング?ですね。
警報機の検知方式には、けむりを感知する「煙式(けむり当番)」と、熱を感知する「熱式(ねつ当番)」とがあります。
[煙式の作動原理] 警報器内部に煙(減光率15%程度の濃度)が入ると、発光ダイオードの光が、 煙の粒子に反応して受光部に届き、警報を発します。
【熱式の作動原理] 警報器内部の感熱素子が、ある一定の温度(約65℃相当)に達すると、 警報を発します。 注)周囲温度や温度上昇のスピードによって検知タイミングにばらつきがあります どうも家についているのは煙式のようです。
台所でもコンロから離れたところにあるので、多少の煙は大丈夫そうです(^^;)
誤動作 ― なぜ些細な理由で鳴ってしまうの?
誤作動の原因に「火災警報器にホコリが入ること」や 「タバコの煙、調理時の湯気や煙」などもあるそうです。
(一般社団法人日本火災報知機工業会による) 上記のような原因で、火災の危険性がない場合には数分間で警報は停止するが、 頻ぱんに鳴る場合は、設置場所の見直しが必要とのことです
ただ、誤動作が留守中だったら?
止めることもできないで大騒ぎになりますよね。
そうならないために、自分でできることと言ったら、定期点検と掃除でしょうか?
やることをやっていてもそんな事態になれば、不良品ということでしょうか?
せっかく安全のためにつけたものが役にたたず悩みの種になるというのもおかしな話です・・・
点検は?
自動試験機能が付いているタイプだと警報停止ボタンを押すか、紐を引っ張ると 「正常です」と音声が流れます。
電池切れの時は「電池切れです」と言うそうです。
何もならない場合は コネクタが外れている ⇒ コネクタが外れていないか確認。
外れていない場合は電池切れを疑う 電池切れの警報が鳴らないばあいは ⇒ 本体が故障している この順番で確認するようです。
※やってみました 赤いランプがついて「正常です」と一言(^^)
電池はどのくらい持つのか?
メーカーのホームページでは10年とありました。
火災警報器自体にも期限があるようですね。
「交換期限」の表示が記載されている場合は、その期限まで 期限がない場合には、故障警報が出たとき、あるいは電池切れ警報が出て 「設置から10年以上経過している場合」に交換する必要があります。
他の注意点としては
・定期的な掃除が重要 ホコリが誤作動の原因になる可能性があるため、定期的な掃除をした方が良いようですね。
留守中になるというのは、故障ではないなら、埃が考えられますね。
今回掃除してみましたが、埃はたいしてありませんでした。
が、設置場所によっては、気づかない内に埃が入りこんでいる可能性もあるわけで、 よく見ると、虫よけの網のようなものもついているようですが、 ほんの小さなコバエなんかが入ったら鳴ってしまうかもしれないですねね・・・ 考えたらきりがないです(><;)
とりあえずは、掃除をさぼらずたまに点検しなくちゃということですね。
・定期点検は6か月に1度くらいはやった方がよい いざというとき、電池切れしてい役にたちませんね。
また、長く留守にしたときや、掃除をした後、電池交換をしたとき、 設置場所を変えた後なども点検をした方がよいですね。
・本当に誤作動なのか確認をする 自宅で、あるいはマンション・アパート内でしばしば誤作動が起こると、 慣れてしまいがちですね。
狼少年の話と一緒です(^^;) 「まただ」と思ってしまいがち。
でも、火災の有無は必ずきちんと確認をしないと、ですね。
あまり頻繁になるようなら設置場所を変えるか、自宅なら業者に、 賃貸ならオーナーに相談してみましょう。
火災報知器 さいごに
家庭にある火災警報器は単なる景色になってしまうことがあります。
私もそうなんですけど「天井にあるから、掃除したことない」という感じです。
「電池切れ? 電池がはいってるんだ^^;考えたこともなかった」
「定期点検なんて1度もしたことない」 これも実感です(^^;)
あなたもそうではないですか?
誤作動がちょこちょこ起こる場合や、存在を忘れているあなたも、 一度説明書を読んだり、点検してみたりすると良いかもしれませんね。