めっきり少なくなった公衆電話。
携帯電話が普及して、子供から年配者までがスマホを持つ時代。
公衆電話が活躍する場はとてもすくなくなってきましたね。
携帯電話が繋がらなかったり、電池が切れていたり・・・
いざという時無いと困ることもあります。
あなたは公衆電話の使い方、かけ方知っていますか?
公衆電話の使い方を知らない世代
先日、小学生の子供が公衆電話の電話ボックスに飛び込んでいくのに遭遇しました。
でも、まもなく沈んだ様子で出てきたんですね。
その子にどうしたの?と聞いてみると「固定電話のかけ方が解らなくて繋がらなかった」とのこと。
固定電話?これはどうも公衆電話のことのようです。
かけ方が解らないようなので一緒に電話ボックスに入りかけ方を教えると無事にかけられたけれど、言う間もなく100円を投入した後でした。
繋がっても留守電になっていたようで相手と連絡はとれず100円が消えたわけです。
時代の流れを感じた瞬間でした。
街にある緑の公衆電話。
数が減っていっただけでなく、使い方を知らない世代がいる時代になったんだなぁと・・・。
改めて公衆電話のかけ方を書いてみました。
公衆電話のかけ方
①受話器を手にとります。
②お金かテレホンカードをいれます。
※お金は10円玉を入れます。100円玉を入れてしまうと繋がった時、たいして話していなくてもおつりはでません。
③ツーという音が聞こえたら電話番号を押します。
④相手に繋がったら話します。
通話が終わったら受話器を元にもどします。
途中で通話が切れそうになったらお金を追加して入れます
緊急電話のかけ方
事故や事件に遭遇した時、携帯電話をもっていないとか、なんらかの理由で公衆電話を利用する場合がありますね。
緊急時の公衆電話の使い方も覚えておきましょう。
公衆電話には赤いボタンのあるものとないものがあります。
赤いボタンのないものは普通の電話のかけ方と同じです。
お金はいれません。
受話器を取ったらそのまま番号をプッシュします。
赤いボタンのあるものは受話器を取ったら赤いボタンを押した後で番号をプッシュします。
これで通話ができます。
警察は110 消防は119 ですね。
災害時の公衆電話
地震などの災害では携帯電話がつながりにくくなることがあります。
そんな時公衆電話だと優先的につながります。
災害用伝言ダイヤル 171
を使います。
①受話器を手にとります。
②171と押します。お金はいりません
③自分の声を録音するときは「1」を押します。
そして連絡先の電話番号を押して音声ガイダンスを聞いて伝言を録音。
伝言を聞くときは「2」を押します。
連絡先の電話番号を押して伝言を再生します。
・また、停電で家の電話や携帯が使えない時も公衆電話なら使えます。
・公衆電話で同一市内にかける場合は、市外局番(東京だと03とか)は省略できます。
でも、公衆電話の設置場所を正確に把握していない場合は、かからないことがあります。
つまり、市外になるか、市内になるか解らない場合ですね。
駅前や市境などで同一市内と思っていてもちょっとの距離の差などで市外ということもあります。
公衆電話から電話する場合は、確実に同一市内なのか不明な時は、市外局番からかける方が無難ですね。
公衆電話の使い方 さいごに
最近あったできごとですが、こうして書いてみると改めて知らないと困るなあと思ったところです。