低栄養ということばを耳にしました。
飽食の時代の今、栄養失調で肺炎や心疾患の原因になり、癌より怖いと言われているらしいのです。
なんでもそろっている時代。
手間をかけなくても、手軽に食べたいものが手にはいる環境。
食生活も物の無かった時代に比べ、自由に食べたいものが食べられるのに・・
そんな環境での栄養失調ってどういうことだろう?
偏った食事で栄養失調?
性別・年齢・体型を問わず、現代人に増えているという低栄養というのがあるそうだ。
ダイエットで偏った食事、野菜を食べなければと野菜ばかりを摂る。
肉は高カロリーで太る、魚は高いし調理が面倒と、つい簡単に食べられるパンや麺類などが増えている・・
現代人は戦後の日本よりも今の方がタンパク質不足に陥っているらしい。
自分の食事を振り返ってみると思い当たることもある。
不足はしていないと思うが、つい、面倒というので魚は最近あまりとっていない気がする。
そして、確かにパンや麺類が以前より増えてはいる。
多分ニュースで言っているのは、極端な例というか、それが続けば危険という類だと思う。
偏ってはいても、少し気にすればいろいろ改善できることはある。
あまり心配しすぎてもなぁ~というのが感想。
忙しければ忙しいなりに簡単に調理することも、外食で気を付けることもできる。
いろいろなものをまんべんなく摂ることを意識するだけで食生活は変わってくると思う。
テレビの影響とアウトプット
低栄養とかのことはニュースやお茶のみの話題からはいってくる。
最近テレビをみていて気になるのは、こんな病気がある、これをすると危ない的な、病気にならないための、あるいは病気にいち早く気が付くためにはといったものを各局でやっていること。
それはそれでおおいに参考にもなるし、気を付けるにこしたことはない。
でもテレビの影響は大きい。
そしてそれが正しいのか間違ってるのかという判断まで考えることは少ない。
ほとんど鵜呑みだ。
あまり、危ないということを強調されたり、こんな人は要注意はいいが、余計な心配を煽られている気がするときもある。
同じニュースや情報を観ていると思われる人たちとお茶のみをした時など、相手が「こんなのがある」「こういうときは危ない」と教えてくれるような会話になることがある。
同じ番組をみていて知っていても一応聞き役にまわって話をきく。
でも、なぜか正確に伝わってないと感じることも多々ある。
「こんな食事を続けると命の危険な場合もあるので注意しましょう」
というニュースが、お茶の席では、「こんな食事は危ない!死ぬこともあるそうだ」となる。
複数の人の話をきいていると面白い。
同じニュースの話題なのに受け取り方の違いでだいぶ話が違ってくる。
これは病気のことだけでなく、あらゆる方面の情報においてだけど、人は聞いたときに頭にインプットした情報を、対、別の人にアウトプットするときに、自分流の思いをまぜて、それが真実という形で伝えてしまう癖の人がいる。
知り合わないとわからない部分ではあるが、会話での情報は一応鵜呑みにはしないようにきいている。
逆の場合もまた同様。
ききかじりの話は注意して話すように心がけたい
情報番組は参考にはしても気になることは自分なりに調べてから信用するのがよいかなと思うこの頃です。