あなたはもうSIMフリー(シムフリー)にしましたか?
それともまだ、毎月高いスマホ代払っていますか?
SIMフリーってなに?というところから、スマホ初心者に向けて解説?してみました(^^;)
そのメリット・デメリットを知り、自分に合ったスマホ生活してみませんか
目 次
今のスマホをSIMフリーにかえると
SIMフリーとか、格安SIMとか、世間では普通に会話に出てくるようになりましたが、ほんとのところよくわからない、という人もいっぱいいます。
私もそのひとりで、なんとなくわかったような気になっているけど、ほんとはよく解っていないという状態です。
実は誕生日にSIMフリーのタブレット(月の支払いは1,000円ちょっとです)をもらってからその安さにビックリ。
とりあえずスマホは中途解約を決意。
まだ買ってから11か月ということで2年縛りの残りがありました。
13か月分の機種代やら違約金やらで50,000円ほどの出費です。
それでもこのままあと13か月、あまり使わないにも関わらず月に9,000円~払っていたら約120,000円。
タブレットの毎月の支払が13か月で15,000くらい。
プラス解約費用50,000円足しても、スマホ代として支払うはずの金額の半分ですよね。
単純計算でこれは解約しかない!!となった訳です。
そして、あまり不自由も感じなく3台持ちですごしていましたが・・・どうにもタブレットは大きいので持ち運ぶのは重い。
家で使うには画面も大きくみやすいのですが、それならPCがあるし。
ということで、外出時に荷物にならないスマホにしたいと思い、こちらもなんとかならないかと、考えたわけです。
グッドタイミングで契約しているbiglobeからおしらせメールがきて、ドコモのスマホならSIMフリーが使えるということを知りました。
すぐ、対応機種を調べて、OKのようなのでSIMフリーの申し込みをしました。
ガラケーも電話のみにして余計なオプションは全て解約。
そしてbiglobeは月700円。
合計で、3台でも3,161円。
約9,000円安くなった計算です。しかもタブレットも増えたのに。
解っていないことが分かった(><)
よく友人とかとお茶してる時にスマホの話題になります。
まわりではいまだに毎月10,000~の知人の多いこと・・・
そしてSIMフリーにしてからめちゃ安くなった話をすると、いろいろきかれます。
でも、きかれても答えられない自分がいました。
よくわかってないことが解りました。(><
ということで 調べてみました。
この後の記述については、本当に何も解ってない方(そもそもシムってなぁに?くらいの私のような人ですね)に向けて調べて書いたものなので、既に使いこなしている方は読まないでください。<(_ _)>
そもそもシムとはなんぞや?
SIMとはスマホやガラケー、タブレットなどのモバイル端末でデータ通信や音声通話などを行うために必要なICチップカードのことです。
形状は小さなSDカードのようなもの。
SIMカードにはそれぞれに固有のID番号が割り振られていて、それを端末(スマホなどの本体のこと)に装着して初めて、各端末が誰のものなのかを特定できます。
SIMカードは利用者を特定する役割だけでなく、3GやLTEなどの電波を使うのに必要・・スマホにこのSIMカードを差さないと使えません。
試しにSIMカードをスマホなどから取り外してみてください。
「(通信サービスなし)SIMカードが挿入されていません」などのメッセージが表示され、電話やデータ通信のネットワークから外れていることがわかります。
ただし、端末としては機能しているので この状態でwiーfiにつないで使用することはできます。
SIMカードなんて見たことないという人も多いと思います。
キャリアショップで購入した場合は、ほとんどの場合スタッフがSIMカードを装着してから渡してくれるので、SIMカードを意識する機会がないですよね。
ここで少し用語について。
3G・LTEこれらはどちらもモバイル通信の規格のこと。
モバイル通信でやり取りする情報は、現在データ中心に変わってきています。
最近のスマホはSNSや写真の送受信などの利用で、より高速な通信規格が求められ、この変化に対応するための高速な通信規格が登場してきました。
3G(スリージー)とは?
「G」という言葉の意味は、英語の「Generation(世代)」の頭文字です。
3Gというのは「第3世代」の通信規格を意味しています。
かつては1G(第1世代―アナログ方式の通信規格)、2G(第2世代―モバイル通信規格)もありました。
2000年代に入ってからは、より高速化された3Gが主流になってきました。
3Gに該当するサービス例として、NTTドコモの「FOMA」(2001年10月サービス開始)があります。
LTE(エルティーイー)とは?
4Gは、複数の通信規格を総称した呼び名であり、LTEはそのうちの一種です。
4Gの中でも、LTEは最近特に勢いがある通信規格といえます。
国内大手携帯電話会社は、独自の名称でLTE対応のサービスを提供しています
NTTドコモの「Xi」(クロッシィ)ソフトバンクモバイルの「SoftBank 4G LTE」など
そしてスマホの爆発的な普及によって注目されているのが、次世代の高速通信規格である4Gです。
「数字+G」という言葉は、数が大きいほどスピードが速いと解釈すればOK。
なお、LTEは、以前は3Gと4Gの橋渡し的な通信規格「3.9G」に位置付けられていましたが、世界的にLTEを4Gと称する通信事業者が増えてきたため、最近では4Gの一種ととらえるのが一般的になっています。
2010年12月6日に国際電気通信連合はLTEを4Gと呼称することを認めたため、マーケットでは呼称にばらつきが見られます。
LTEのほかには、「WiMAX」が4G(3.9G)に相当する通信規格です。
LTEは「デザリング」と呼ばれる機能が使える点にも注目です。
これは、スマホをモデム代わりにして、外でもPCやゲーム機などをインターネットに接続できる便利な機能です。
「Wi-Fi」(ワイファイ)とは?
Wi-Fiは、家の中で使っているパソコンやタブレットなどのネットワーク対応機器が、無線の電波で接続できるようになる方式のことです。
スマホにはWi-Fiで通信する機能が標準搭載されています。
3G・4G・LTEは遠くにある基地局と通信するのに対し、Wi-Fiは数メートル~数十メートル圏内にある無線LANルーターと通信します。
Wi-Fiで通信するには無線LANルーターがある自宅や会社、公衆無線LANサービスに対応したカフェや駅にいる必要があり、使える場所は限定されます。
ただし無線LANルーターが光回線につながっていれば、快適なネット接続ができます。
とかく、未知のものを知るのに(私や私の友人はスマホ苦手人が多いので)、何が困るって、解っている人の説明は専門用語?もどきが当たり前に出てくるので、まずそこからになりますよね。
で、スマホやタブレットにはSIMカードが必要ということが解ったところで・・本題です
SIMフリーとは?
ドコモやソフトバンクなどのキャリアで販売しているスマホやタブレットは、そのキャリアでしか使えないようSIMにロックというのがかかっています。
SIMフリーとは、ドコモやauなどのキャリアの制限なしにスマホやタブレットを利用できることです。
SIMフリー端末(SIMフリーに対応しているスマホなどのことですね)ならキャリアをはじめ、さまざまな会社(MVNO)の格安SIMを使うことができます。
キャリア
キャリアとは、音声通話やデータ通信などの各種通信サービスを提供する企業のこと。
日本では電気通信事業者と呼ばれています。
NTTドコモ (docomo)や、au、ソフトバンクモバイル(SoftBank)の3社をまとめて
「3キャリア」と呼ぶこともあります。
MVNO(エムブイエヌオー)とは
格安SIMを提供している会社のことをさします。
通信回線網を自社では持たず、ドコモやauといった他の事業者から借りて、通信サービスを提供する事業者のこと。
代表的なMVNO事業者としては、
「NTTコミュニケーションズ」「日本通信」「IIJ」「ケイ・オプティコム」などがあります。
SIMロックとは
そのキャリアでしか使えないようSIMにロックというのがかかっています。
要は他では使えないようにしてあるんですね。
例えばドコモのスマホをもっていて、機種を変えたい!と、他のキャリア、auやソフトバンクなどのスマホなどに変えても、ドコモのSIMカードをその端末には差せないというか・・差しても使えなのです。その逆も同じです。
やはり商売ですから、キャリアはSIMにロックをかけることで確保したユーザーが他のキャリアに移ることを防いでいるんですね。
さまざまなサービスを提供して囲い込んだお客を簡単に手放すわけにはいかないですから。
簡単に言えば、キャリアの制限があることをSIMロック、制限がないことをSIMフリーというわけです。
スマホ買いたい⇒どこのにしよう(ドコモかauかソフトバンクか・・など)⇒まずはそのキャリアのスマホショップに行く
この図式で特に何も考えずに、スマホを買うなら3キャリアにいくみたいな・・。
スマホはキャリアで購入するのが常識みたいになっているけど、それって初めてのスマホの時によくわからないけど状態で買うというのが原因ですよね。
そして、よくわからないけどその店のスタッフがいろいろやってくれるから簡単。
要するに(かつて私もそうでしたが)、初めてスマホを買うのに何もわからなくてもお店にいけば、お任せで買えるし、本体代金などを一括で払わなくてもすぐ手に入る、本体が「実質0円」・・などのメリットでキャリアの店に行くという・・・。
「実質0円」とは
キャリアで購入すると「実質0円」や、〇〇お得ブランなど・・さまざまな購入サポートプランがあるのでスマホが無料、あるいは格安で買えるような気がします。
でもここがミソですね。
「実質無料」とは「2年間端末を使い続ける条件で、毎月のスマホ利用料金から通話料などを割り引きます。
この割引額が月々の端末代と同額なら、端末代は実質無料になるという意味」ということ。
仮に端末代が6万円で2500円の24回払いとすると、通話料を2年間毎月2500円割引すれば端末代の実質負担はゼロになるという仕組みですね。
要は、2年縛りの間は端末代は分割で支払うが、その分通話料を割り引きしますが、解約すれば、それはなくなるので、残りの端末代を支払え、ということになります。
(前述の私の解約時の図参照)
そしてここが注意です。
2年縛りとは、2年我慢すればOKということではないということ。
基本的に2年の自動更新になるので、本体の支払いが終わっても2年の区切りで解約しないとやっぱり違約金がかかります。
最初私は誤解していて、ガラケーのときですが、3年目くらいに買い替えを考え解約に行ったところ、後1年待たないと解約できないと言われて「えーーー」となったことがあります。
2年縛りの場合はきっちり2年目で解約しないとダメということなんですね。
なんか納得できないけど・・・
買ってから、好きなときに機種変更できないとか、プランが複雑で支払ってる料金が妥当なのかわからない・・・高いけど、そんなもんかと思っている人も多いんじゃないでしょうか?
高いとは思っていても「スマホ代は1万円くらいかかる」という認識になっていますよね。
実際周りにいる人にきいてみるとほぼ全員1万~から支払っていてみんな高過ぎると思ってるけど、じゃあどうすればいいの?で思考が止まっています。
そこでSIMフリーです
実際にSIMフリーにしたらどうなるか?
・2年縛りとかないので、好きなときに機種変ができる
・料金プランがシンプルでわかりやすい
・MNP(ナンバーポータビリティ)で電話番号そのまま使える
・LTEも利用できる
・海外でも気軽に使用できる……
・圧倒的なメリットとしては毎月のスマホ代がとても安くなること。
SIMフリー端末は従来どおりキャリアとも契約できますが、新たにMVNOという事業者との契約が可能になります。
MVNOの特徴
・通信料がとにかく安い。
通話なしのプランなら 0SIM といって無料で使えるSIMもあります。
・通信量に制限がある
基本的にキャリアのような使い放題ではなく、3GBとか5GBとか使用量に応じたプランを契約することになります。 それによって料金が少し変わります
MVNOが販売しているSIMカードのことを一般的に「格安SIM」と呼びます。
格安SIMの通信費が安い理由は?
新たに携帯電話事業に参入するには、大きなハードルがあります。
そのため他社が参入する余地がなく、日本の携帯電話回線サービスはドコモ、au、ソフトバンクの大手3社の独占状態がしばらく続いていました。
このため日本の携帯料金は価格競争が起きにくく、世界的に見てもかなり高いのです。
しかしこのままでは消費者に不利益を与えてしまうと考えた総務省は、大手キャリアに対し他社に回線を貸すよう指示したのです。
このような経緯で自社の通信設備を持たずに大手キャリアから回線を間借りしてユーザーに提供する「MVNO」が誕生しました。
だからMVNOは格安SIMとしてユーザーに安く提供することができるのです。
「格安」となると気になるのは通信や通話の品質ですが、多くのMVNO業者の場合、Docomoやau、Softbankといった大手キャリアの回線を利用してサービスを利用しているため、これといった心配はありません。
もちろん利用可能エリアも大手キャリアと同様になります。
SIMフリーだと月々のスマホ代はどれくらい安くなる?
格安SIMは1GBとか3GBとか、一か月で使うデータ通信量のプランを選び、どのプランにするかで変わってきます
※MMD研究所調べのデータでは、1か月のデータ通信量ほとんどの人が3GBも使わないという結果です。
「1GB未満」が18.8%、「2GB未満」が18.2%、「3GB未満」が17.7%という結果が出ているそうです。
例えばbiglobeで3GBの音声通話付きプランで契約すると月額1600円。
通話なしだと900円。
通話料が別に加算されます。
※通話料は通話アプリを使えばかなり安く抑えることができます。
また、かけ放題、定額通話などのサービスも登場しています。
仮に通話料が『BIGLOBEでんわ 3分かけ放題』を利用した場合は月額+650円です。
月々の料金は2,250円になりますね。
キャリアに1万円払っていたとしたら月に7,750円、年間93,000円浮くことになります。
SIMフリーのデメリットもありますよ
SIMフリーにするといいことばかり!でも、デメリットもあります。
・キャリアのようなお任せでOKのようなサポートがない
キャリアのように店頭でのサポートを期待してお任せでやりたい人や、高頻度で店頭サポートを利用している方には向きません。
でも格安SIMでもサポートはあります。
mineo(マイネオ)やDMMなどチャットサービスを提供しているMVNOは直ぐに問題解決してくれますね。
チャットサービス時間外でもメールで問い合わせなどできます。
・キャリアメール(@docomo.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)が使えなくなります。
キャリアメールは使う機会がへってきましたよね。
LINEの普及や、Gmailのようなフリーメールで十分代替できると思います。
いやいや、docomoメールでないと困る、という方にはお薦めできませんが。
・通信速度が遅い
速度はいろんな要因があるので一概にはいえませんが、基本的にはキャリアと比べて遅いと思っておいたほうがいいかもしれません。
場所や時間帯でちがってきますが、気にするほどではないかもしれません。
・無料通話がない
通話回数が多い人や通話がメインという人は NifMoとBIGLOBEにかけ放題プランがありますし、楽天モバイルなら月額850円で5分かけ放題というオプションも用意されています。
こういったオプションは増えつつあります。
・LINEのID検索ができない
LINEに関してはふるふるやQRコードがあるのでデメリットというほどではないかと思いますが、LINEのID検索がネックで格安SIMに移行できないという人には2016年の秋にリリースされたLINEモバイルならID検索が可能です。
・SIMフリー端末を用意しないといけない
大きなデメリットといえるのはこれ。
スマホ代が安くなっても新たに端末を用意するとなると、そこそこお金がかかります。
ただし、格安SIMはドコモ、もしくはauの回線を使っています。
このためドコモの端末ならドコモ系格安SIM、auの端末ならau系格安SIMに差し替えれば利用することができます。
(ソフトバンクはSIMロック解除の手続きをすれば利用できる端末もあります。)
まぁ、新規に購入時に0円になった気になる、キャリアのようなサービスはないにしても、調べるとかなり安く手にはいる端末もあります。
ただし機種によっては使えないこともあるので、格安SIMの契約前には必ず各社のサイトで動作確認端末一覧ページの確認をしましょう。
・新規で番号をもらうと「070」になる可能性がある
MNPで自分の番号を使う方やデータ通信専用のプランを選ぶ方は問題ありませんが、新規で音声通話付きプランに申込むと「070」からはじまる番号になる可能性が非常に高いです。
以上のようなデメリットから受ける影響が大きいと思う方はキャリアのほうがいいかもしれません。
そんなこんなで格安SIMを他人に勧めたいと思うのですが(使っている人のほとんどが「勧めたい」と考えているようです)
でも、こればっかりは、自分で動かないと、なのですよ。
それじゃあ、次は実際にはどういう手順で、なにをどうしたらいいかというあたりを書いていきます。
考えてるより簡単なんですけどね。(^^;
今回はここまで、続きは今しばらくお待ちください