前回の続きでSIMフリーの導入方法になります。
SIMフリーの意味が分かったところで、実行しなければいつまでも高いままです。
思い立ったら、まずやってみましょう!
そこで最初に考えることは、自分が どうしたいのか?
・既に持っているスマホの月々料金が高いので安くしたい。
・また、もう一台安く使えるスマホやタブレットがほしい。
・スマホ持っていないので、買うのに格安SIMにしたい。
など、いろいろ最初の条件が異なると思います。
・ドコモ・au・ソフトバンクなどね。
キャリアによって使えるSIMも変わってきますから。
新規に格安SIMの端末を購入
新規の場合はまずMVNO選びになります
主なMVNO 簡単申込はこちら
主なMVNO一覧
R(楽天)Mobile | ドコモ | |
LINE MOBILE | ドコモ | |
mineo | ドコモ・au | |
UQmobile | au | |
nuromobile | ドコモ | |
BIGLOBE | ドコモ | |
Umobile | ドコモ | |
AEONMOBILE | ドコモ | |
OCNモバイルONE | ドコモ | |
IIJmio | ドコモ・au | |
DMMmobile | ドコモ | |
exciteモバイル | ドコモ | |
NifMObyNIFTY | ドコモ | |
Y!mobile | ドコモ |
MVNOを選ぶときには、通話ありか、データ通信のみでよいのか(通話はガラケーでという場合など)決めます。
各公式ページで自分にふさわしいものを探してみましょう
SIMフリー端末を購入
MVNOと契約
各MVNOのページで申し込みができます。
主なMVNO 簡単申込はこちら
SIMカードが届きます
端末に挿します
スマホの電源ボタンを長押しして電源を切っておきます。次に端末のSIMスロットに開通済みのSIMカードを挿入しましょう。
端末によってSIMの挿入方法はさまざまなので、自分の端末でのやり方を確認しておきましょう。
ネットワーク設定
初期設定(APN設定)をします
APN設定をしないと通信できない
SIMカードは端末の設定画面でAPNという接続情報を入力することで、通信サービスが利用できるようになります。
同じOSなら端末が違っても基本的な設定方法は同じです
※スマホによっては設定が不要なモノもあります
スマホのなかには最初からAPNの設定が済んでいる端末もあります。
SIMを挿すだけで使用できるので、まずは最初に確認してみましょう。
●Androidの場合
Android端末は画面構成がシリーズによって異なりますが、APNの入力は「設定」内にある「モバイルネットワーク」で行えます。端末内に設定済みのモデルもあります。
もう一度電源ボタンを長押しして端末を起動します。
「設定」を開いて「その他」をタップします。
「無線とネットワーク」画面が表示されます。「モバイルネットワーク」をタップします。
「モバイルネットワーク設定」が表示されたら、「アクセスポイント名」をタップします。
スマホによっては、代表的な通信サービスのAPNが事前に登録されているものもあります。
その場合は該当するサービス名(IIJmioの場合は「IIJmio」)の右側のラジオボタンをタップするとデータ通信が利用できます。
サービスが一覧にない場合は「+」をタップして新規登録しましょう。
APN設定の詳細な設定方法は、各MVNOのページに詳細があります。また、SIMが届いたときに説明書がありますので、それらを参照してください。
完了です。
手持ちの端末を格安SIMに変える場合
データ通信のみの場合、あるいは通話ありでも番号は新規でよい場合は新規購入の手順と同様になります
通話ありの場合で電話番号をそのまま使いたい場合は、MNPを利用します。
MNP
モバイルナンバーポータビリティの略で、番号そのままで他のキャリアへ移れる制度です。
MNPでは、今使っている電話番号を他社に引き継げるように準備することを「転出手続き」、実際に電話番号を引き継いで新しいサービスを申し込むことを「転入手続き」と呼びます。
電話番号移行の手順
1.MNP予約番号の取得 転出
キャリアで「MNP予約番号」を取得-ショップ窓口・電話・WEBのいずれかで申し込むことができます。
(転出料がかかります\2000~3000)
※ソフトバンクの場合、MNP予約番号の取得は電話、もしくは店頭での対応になります。
各社の連絡先は以下を参照
• NTT Docomo
• SoftBank
• au
MNPを申し込む時の注意
・継続利用期間がクリアされる
一度、MNPを使ってA社からB社に移行してしまうと、それまでの継続利用期間はクリアになってしまいます。
再びB社からA社に戻っても、新規契約扱いになります。
また、それまで貯めていたポイントもゼロになります。
・キャリアメールのアドレスが変わります
契約元が変わりますので、メールアドレスも変わります。
・利用できなくなるサービスがある
各携帯電話会社が会員向けに提供しているサービスは利用できなくなります。
また、電子マネーが引継ぎできない場合もあります。
移行前に電子マネーは使い切っておきましょう。
2.転入
MNP予約番号が発行されたら、格安SIMを購入します
MNP予約番号の有効期限は予約当日を含めて15日間です。
その間に、移転先の方で転入手続きを完了させる必要がありますので、早めに格安SIMを購入して申し込みをします
転入の申し込みをすると、MNPの手続き完了からSIMカードが到着するまでの数日間、手元の携帯電話(電話/データ通信)は利用できなくなります。
申し込みには以下の3つが必要です
・本人名義のクレジットカード
・運転免許証や日本国パスポートなどの本人確認書類のデータ
・MNP予約番号
3.SIMカードが届きます
端末に挿します
ネットワーク設定をして、完了です。
一言でSIMカードと言っても様々な種類があります。
それぞれの機種に適した種類をキャリアで調べておきます。
ここでは、一般的に広く使われている、大きさの違う3つのSIMカードについて簡単に説明します。
標準SIM よく使われる3種類の中では最も大きなサイズのSIMカードです。
大きさは15mm×25mm。最新機種ではあまり採用されなくなっています。
microSIM 12mm×15mmの大きさのmicroSIMです。
普及モデルと呼ばれる安い価格帯のAndroid機種で多く用いられています。
nanoSIM
一般的に使われているSIMカードの中では最も小さいのがnanoSIMです。
大きさは8.8mm×12.3mm。
Apple社製のiPhoneで積極的に採用されており、iPhone5以降、5s、6、6sは全てこのnanoSIMとなっています。
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