ハイキングといっても意味は広くなります。
自然の中をゆっくり歩きながら景色を楽しむのもハイキングですが、軽登山もハイキングに含まれるようなので、目的や行く場所によっても「ハイキング」の持ち物も変わってきますよね。
改めて持ち物や服装を書きだすこともないのですが、覚え書き的に書き留めてみました。
調べていると登山のベテランやトレッキング、軽登山についての詳細をよく見かけました。
いつかは、低い山々を歩いたり、軽い登山もしてみたいです。
これから始める初心者になるので、散歩に近いウォーキングから始めてハイキングに行きたいと思います。
ハイキングの効果
ハイキングは特別な体力を必要とせず、歩くことができれば誰でも楽しめる運動です。
ここでは、ハイキングは景色を見ながらゆっくり歩く「徒歩旅行」という認識で書いています。
歩くことが基本で、自然を楽しみながら野山や自然の小道を歩くこと、長時間歩き続けることになります。
有酸素運動になるので、日頃の運動不足解消や生活習慣病や肥満などの予防改善の効果に期待しての歩きです。
単に平坦な道を歩き続けるのに比べると多少のアップダウンで運動効果も高くなります。
途中で景色を見るために止まったり休憩を入れたりもするので、気楽に出かけられて、リラックス効果もあると思います。
周囲の景色や音、においなどを感じながら、ゆっくり大自然の中に身を置いて五感を活性化させ全身で自然を楽しんでみたいと思います。
ハイキングコースの選び方
ハイキングは手軽な運動ですが、そのコースや行程によっては危険を伴うこともありますよね。
計画を立てる時は、年齢や経験、体力、健康状態など把握して無理のないコースを選ぶ必要があります。
日帰りの場合、遅くとも15時までには下山し、17時か18時までには帰宅できる範囲にした方が良いようです。
コース中にかかる時間や距離だけでなく、利用する交通機関によっても大きく変わってきます。
下山口に着いたけれど、駅へ向かうバスがない!なんていうことがないように。
事前に必ずバスなどの公共交通機関の情報を収集しておきます。
ハイキングの歩き方
ハイキングで野山を歩く場合は、ウォーキングのような大股で歩くような歩き方だとすぐに疲れてしまいます。
野山のように坂道や足下が悪い道では、歩幅は少し狭く、二軸歩行でゆっくり歩きます。
※二軸歩行とは、和装の時の歩き方のようなもので、地面に着いた脚に重心を乗せるため、左右に少し揺れながら歩くように見えます。
背筋はまっすぐに伸ばし、腰が丸まらないように歩きます。
体重が平均してかかるように、靴底を地面にフラットにしておくことも大事なポイントになります。
ハイキングに行く前に体力作り?自分の体力を知る
ハイキングには日頃からの体力づくりも大切になりますね。
日常的に散歩やウォーキングで歩くことに慣れるようにします。
また普段の環境より段差や上り下りも多くなるため、脚筋力をアップさせるトレーニングもできればやってみます。
覚え書き的とするので、全く運動から離れてしまっていて、体力だだ下がりの現状から考えて、段階を追って出かけた方がよいと判断して、次のような感じでハイキングに行こうと思います。
・自然公園の中など身近なところでウォーキングやピクニックの感じで歩くことに慣れる(これは済み)
↓
・あまり起伏のない自然道など、時間をかけて歩く(これが現状)
↓
・少しアップダウンもあるようなハイキングコースを歩く(今回はここが目標)
↓
・軽登山も含め、行きたい場所など目的を決めてしっかり歩く
ハイキングの服装
ハイキングウェアの選び方
野山を歩く際の服装は、重ね着が基本になります。
重ね着で、体温をコントロールしやすくします。
一番下に肌着(アンダー)、次に中間着(ミッド)、一番上に外着(アウター)を着ます。
アンダーで汗を出し、ミッドで保温をし、アウターで雨風を凌ぎます。
山ではない一般の道を歩く際にも、ハイキングでは途中で汗をかいたり、休憩をして冷えたりします。
服で体温を調整できるようにしておきます。
・アンダー(下着)はコットン素材は乾きにくいので汗を吸った後、山頂等で休憩する時に一気に冷えて風邪を引く原因になることもあります。
吸汗速乾生地(ナイロン系の素材やポリエステル加工生地)の物を選んだ方がよいようです。
・靴下(ウールが良いです)
・パンツ ジーンズは足に張り付く上に、意外と重く、丈夫そうに見えて意外に破れやすいです。シャカパンやジャージなど
・帽子(日射病や頭の保護) 体温は頭部から逃げて行くので帽子もかぶった方がよいです。
・手袋(ウールが良いです)
・靴は、行く場所とか距離によって、軽いものから重いものまであります。
場所や高低差などで選び分けます。
ハイキングシューズを用意するのがよいと思いますが、ちょっとしたハイキング程度ならスニーカーでもいけます。
まずは「履きなれた」靴で行くことが大事です。
新品の靴で行きなり長時間歩くハイキングにでかけ、靴擦れを起こすと最悪です。
靴下を二重(薄手の上に厚手)にするとかで多少は防止できます。
ハイキングシューズの選び方 買う時のポイントやサイズと履き方のコツ
ハイキングの持ち物
持ち物は段階でいくと、今回の目標のもの以降になります。
これもケースバイケースでそのたびに変化しますね。
最初の段階なら自動販売機やお店のあるようなところで、必要なものは購入もできるので、特にはいらないかもしれません。
汗ふきタオルとお財布(小銭用意)ティッシュなどがあれば大丈夫と思います(^^)
服装も、普段の服装で行けるのであまりこだわる必要もないですが、ハイキングシューズなどを買った場合は、靴に慣れるために、スニーカーよりハイキングシューズで出かけた方がよいですよね。
・ザック
ハイキングバッグの選び方
ハイキングでは両手を開けるためにリュック(バックパック)を使うのが基本です。
軽いバックを選びます。
胸の前で固定できるタイプのリュックだと身体にリュックを密着させることができるため疲れにくくなります。
突然の雨にも対応できるため防水のものが良いですが、無い場合はビニール袋をかぶせることで雨からリュックを守ることができます。
容量は、日帰りの場合、25リットル~30リットルくらいのものを選べば大丈夫と思います。
春と秋は温度調節が難しいこともあり、軽登山になれば40リットルくらいのものを選んでおくと良いかもしれません。
背負ってみてフィット感があるもの、そして自分の肩幅より狭い横幅のものを選びます。
何時間も自分の足で歩きます。そのため、ちゃんと身体にフィットしていないと疲れやすいんですね。
ザックには『ショルダーベルト』や『ウエストベルト』などの機能がついているものもあります。
これらは重い荷物を背負いやすくするために大切なものです、これらの機能がついているものがおススメ。
必需品
・レインウェア 山の天候は変わりやすいです。
晴天の予報でも必ず用意します。
レインウェアは、雨が降ったときだけではなく、寒いときや風が強いとき、レインウェアを着ることによって、体温を保つことができます。
ゴアテックスは、防水透湿性に優れ、アウトドアをやられている方からは人気の素材です。
レインウェアを着て出た汗で体を冷やすと体調不良に繋がります。
防水性はもちろんのこと、透湿性の優れた素材を採用したレインウェアを選ぶ様にします。
・タオル 時期にもよりますが、2枚くらいは用意した方がよいと思います。
暑い時期なら首に掛けて、汗ふきようにも使えます。
また、寒い時期では、首回りが冷えるときのマフラー代わりになります。
・飲み物 水筒 水も重要ですが、スポーツドリンクの方が良いですね。
スポーツドリンクなら汗をかいて失われた塩分等を補給する事が出来ます。
(塩分が多量に失われると筋肉などが引きつる場合があるようです)
・行動食 チョコレートやキャンディーなど。
疲れたときに血糖値を上げるのに使います。(疲れが取れます)
・救急道具 ばんそうこう、虫よけ、消毒液、ガーゼ、包帯 アスピリン等の痛み止め程度あると良いです
万が一、ひざが痛くなったりして歩けなくなっても、これがあれば2時間ぐらいはなんとか歩けます。
・小さなライト(ヘッドライト) 予定より遅い時間になった時などあっというまに真っ暗になることもあります。
リュックに用意しておきます。
予備の電池も。ヘッドの良いところは、ハンズフリーなところです。なければ懐中電灯でも可。
・ゴミ袋やビニール袋 コミが出た場合は全て持って帰ります。
あと予備にビニール袋があるとなにかと役にたつことがあります。
・保険証(コピーでも可)
・ティッシュ
・ホイッスル
あったらいいかも便利品予備品
・日焼け止め一日中外にいると結構日焼けします。日焼けすると体力が結構取られます。
・カメラ
・ザックカバー
・時計
・サングラス
・携帯電話
・ガムテープ 靴擦れした時使用したりかいろんな用途で使えます。
軽登山になる場合は
・地形図・コンパスも用意します。
・着替え(山から降りたときのためのものです)
ハイキングさいごに
積極的に機会を作らないと、なかなか運動するという形になりません。
気候もよくなってきたところで、行きたいところを決めて、そのためには・・・とした方が動けるようです(^^)
また、良い場所やコースなどがあったら書き留めていきたいと思います。