最近気になっているのが、カーペットを敷いたフローリングに残る白や黄色の粉のようなもの。
掃除をしようとカーペットをどけると、そこには謎の粉が!!
冬はホットカーペットの上にラグマットを敷いているので、そのせい?
ホットカーペットもOKというカーペットのはずだけど・・・
気になりだすとちょこちょこカーペットをめくって確認してしまいます(^^;)
これはカビ?虫なんかの死骸とか?どっから現れた?それともカーペットから出ている?
気になる謎の白や黄色い粉の正体とは?
掃除機で吸うだけでは床にはザラザラしたものが残る。
毎回しっかり拭き掃除です。1度や2度では綺麗になりません。
ホットカーペットを敷いていなくても、掃除のたびにフローリングに残る粉。
害はないのだろうか?もう替え時ということなのか・・・?
調べてみると、この粉はカビや虫の死骸などではなくカーペットから出てきたものでした。
白い粉の正体はパイル糸を基布の裏で接着しているラテックスゴムと増粘材とのことです。 (ニトリ)
カーペットやラグマットには裏地と表地がありますが、それは1枚ではなく表裏を接着剤で接着しているんですね。
薄いラグマットにも裏にスベリ止めが付いています。
使用されている接着剤や、滑り止めに使用されているゴムが経年劣化していく過程で、粉状に変化したもの</span >なんですね。
掃除してもまた次の掃除のたびに粉が出るのは、そのためだったんです。
粉が白だったり、黄色だったり、するのは材質によるようです。
黄色い粉の場合は、裏麻のカーペットの場合で、麻を含むことがあるので、そういう色になるということ。
黒い粉が出る場合もあるようですが、黒い粉は、ホットカーペットに多いようです。
使われている接着剤や、繊維によって粉の色が変わるということです。
カーペットの接着剤の主要成分は炭酸カルシウムで、ベビーパウダーや歯磨き粉などにも使われている人体には無害なものだということです。
ならば安心ですよね。
粉が落ちる理由
フローリングに残る粉は、接着剤などが何らかの理由で劣化したり、
ヒビ割れしたりしてで粉状になって剥がれ落ちたものです。
接着剤や滑り止めのゴムが劣化する原因は、次のようなことが考えられます。
・ゴムは性質上、時間経過、光、オゾン、熱、湿気で劣化します。
・使用条件により劣化の早さは異なりますが、同じカーペットを長年使い続けて劣化すると粉状になり基布の隙間から表面に出てくる事があります。
・クリーニングの際にクリーニング屋に依頼した時、表示ラベルや取扱い説明書で指定したやり方でせずに、ドライクリーニングや大型洗濯機で丸洗いを行った場合も原因になります。
・自分で洗う時に水洗いの際長時間水に浸したり、もみ洗いをしたりした場合。
また水洗いの後などの乾燥が足りなかった場合。
カーペットに含まれた湿気によって接着剤やゴムの劣化が早まってしまいます。
・カバーを干した時、ほこりを落とそうとして、必要以上にたたいた
などがあります。
カーペットの対処
・ポリエステルや合成皮革などの化学物質は、皮革や綿などと異なり、経年劣化と共に朽ちて行くようになっています。
粉が落ちても人体への影響は無いのでそのまま使用しても大丈夫ということです。
・粉が出ることを承知で使う場合は、掃除の時に掃除機で吸い取った後で床用の洗剤でこすって、水拭きすれば除去できます。
ただし、1回掃除できれいになっても次にも粉は出ることは覚悟ですね(^^;)
・必ずしも買い替える必要はありませんが、もし経年劣化と諦めて新しいカーペットを買うことを検討であれば、接着剤を使用していないタイプのカーペットを選ぶという選択肢もありますね。
ただ接着剤不使用のカーペットや、特殊な方法で接着しているカーペットでも、掃除をまったくしなければダニやカビの温床となってしまうので、カーペットの掃除はちゃんとしましょう。
・めくった際、床にベタベタしたものがくっついている場合は、それは滑り止めが消耗した証拠なので、買い替えた方が滑らず安全かもしれませんね。
フローリングに残る白や黄色の粉 さいごに
ちなみに我が家では、最初原因や粉の正体が解らなかった時も買い替えは考えていなかったので、掃除のたびに、また粉が出ている~と気になりながら使っていました
(^^;)それが少し多くなってきたのでそろそろ買い替えかな?
と今回は洗濯の楽なラグマットに替えました。
粉が出るようになったら買いかえを考える合図と思えばいいかもしれませんね。