もうすぐ秋分の日、お彼岸の時期です。
暑さもだいぶやわらぎ過ごしやすくなってきました。
今年は体調を崩し、お盆も、このお彼岸にもお墓参りに行けそうもありません。
供養というより、お墓の掃除がメインで行っていたので気になります。
お墓参りに行けない時はどうしたらよいのか考えてみました。
お彼岸の時期2017年はいつ
彼岸には春彼岸と秋彼岸があります。
それぞれ春分の日と秋分の日を中日として前後の3日を合わせた7日間を彼岸といいます。
2017年の秋彼岸は、秋分の日の9月23日が、彼岸の中日になります。
今年(2017年)の秋のお彼岸の日程
9月20日 : 彼岸の入り
9月23日 : 彼岸の中日
9月26日 : 彼岸明け
お彼岸の意味は?
「彼岸」とは、煩悩を脱した悟りの境地のことをいいます。
お彼岸はあの世とこの世が最も近づく期間で、その時に修業をすることで極楽浄土へ行くことができると考えられています。
お彼岸の中日である秋分の日には「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」という意味もあります。
日頃は忙しく自分自身を振り返る時間がない人も、彼岸の期間にご先祖や家族など自分が関わっている人々へ思いををよせるのもいいと思います。
改めて感謝の気持ちを感じる時間をもてるかもしれません。
詳しくは「知らなかったお盆とお彼岸の違い」を参照してください。
お彼岸にお墓参りに行けない場合
信心深いというわけでなくても、恒例でお盆やお彼岸にはお墓参りをするという習慣があると「行けない」事態になるとなんだか落ち着かなくなりますよね。
もちろん「行かない」という選択肢もあるわけですが、それはおいておいて、ここは、いつも行ってるのに行けないという場合についてです。 「行けなくて申し訳ない」「お参りしないと悪いことが起こるかも」「お墓が汚れたままになってしまう」などなど・・いろいろ思うこともあると思います。 まず、 お墓というものは死んだ人のためにあるのではない。 というのをきいたことがあります。 生きている者のための心の安らぎの場所であるという意味です。
お墓に亡くなった方がいるわけではありません。
お墓は入口といわれます。
お盆にご先祖様が帰ってくるのも家であってお墓ではないわけです。
でもお墓をたてて、お参りして、供養していることで自分の心の平安が保てたり、先祖さまを大事にしてるよ~と、形に表しているのかもしれません。
お墓参りを、義理や習慣でやるだけなら意味はないでしょう。
ただ、この機会に子どもに死んだ祖父母や祖先のことをお話して、命というものの繋がりを教えるのには よい場だと思います。
義理や必要ないと考える場合は、墓参りにこだわる必要はないと思います。
お盆時期やお彼岸にお墓参りが出来なくても、自宅で位牌をきれいにしたり、お線香を焚いて、手を合わせるだけでもよいと思います。
お彼岸にお墓参りに行けなくても、基本的にはいつ行ってもよいということです。
都合のつく時に花やお供え物を持ってお参りしたり、時間があれば、お墓を掃除して手を合わせてみればよいのではないでしょうか。
私は今年、無理そうなので気になりながらもお彼岸もお墓参りはパスです。
体調を直して行ければ、年末にはお参りとお掃除に行こうと思っています。
あなたも、気持ちが一番ということで、意味を考えたり義理でなく、ご供養やお参りをしてくださいね。
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