新年に子供たちにあげるお年玉。
どんな意味や由来があるのか知らないまま、今年は懐具合が厳しいな~とか、いくらあげたらいいのかなんて悩んでいました。あなたもそうではありませんか?^^;
会えば当たり前のように甥・姪だけでなく友人の子供にもあげていましたが、あげる範囲や相場なんてあるのかしら?という思いもわいてきました。
常識として、知っておいた方がよいこともありそうなので調べてまとめてみました。
お年玉の意味と由来
お年玉は年神様に供えた鏡餅を参拝者に分け与えるという神事からきているという説があります。
年神様からもらった魂を目上の者が目下の者へ分け与えるというのが本来の年玉だったとされています。
昔は鏡は魂を映すものと言われ、鏡を形どった鏡餅には年神様の魂が宿ると考えられたんですね。
魂=玉とも云われ、年神様の玉ということから「年玉」神様のお下がり物だから「御」をつけて「御年玉」。
そして、これを頂いた家主が家族や使用人に分け与えたのが起源と言われています。
年のありがたい賜物(たまもの)として「としだま」という名前がついたという説もあるようです。
神棚に供えた餅玉を与えたために「とし玉」の名前がついたという説も。
で、魂は目にみえないでしょ?そこで、神様からもらった目に見えいお年玉をお金や記念品のように目に見える形にして、子供たちにも分けてあげたのが現在のお年玉のはじまりと云われているみたいね。
後に、正月の訪問時に持参する贈り物を「御年始」「御年玉」として持参することがさかんになり、子供へのみやげとして贈ったものが「お年玉」と使い分けるようになったと云われています。
お年玉をあげる範囲は?幾つまであげるもの?
お年玉をあげる範囲
どこまでの範囲でお年玉をあげるのかは・・・
基本自分の子供と親戚の子供くらいのようです。
でも、ここら辺もあげる方の事情や人間関係などもあるので、友人のこどもや近所つきあいのある人の子供なども範囲に入る方もいるようです。
自分なりに決めてよいのではないかと思います。
お正月に会えない場合、送るという方もいるようですが、それもひとつ。
そこまでしなくてもというのもひとつ。
おつきあいの範囲もその家や人それぞれだと思います。
意味をわかっている人ばかりではないみたいですから・・その時のケースバイケースということもあるかもですけど・・
ほんとはあげなくていいのか・・
自分は一番下っ端のアルバイトだから、ほんとは誰にもあげなくていいんだよね・・
甥や姪は楽しみにしてるし、あげる方も喜ぶ顔みたいけど、でも会うこともない仕事関係の子にはすこし抵抗あるんだにゃ。・・でも自分だけあげないというのはすごく気まずいにゃ。
お年玉はいくつまであげる?
お年玉をあげる年齢も人さまざまみたいです。
子供が小さい時だけという場合もあるし、成人してからもあげているという方もいます。
だいたいは高校生くらいまではあげて、大学、就職以後はあげないというのが多いようですが、親からしてみれば、いくつになっても子供は子供という感覚で、大きくなるとしてあげられることも少なくなるので、お年玉はそんな気持ちを表すのにもってこいなのかもしれません。
自分の立場から、あげるべき、あげる必要はない、ではなく、あげたいのかやめたいのか気持ちを大事に考えて判断するのがよいかなと思っています。
相場はいくらくらい?
お年玉をあげるときにいくらあげてる?ときかれることがあります。
さて、相場ってあるのでしょうか?
一般的には
小学生以下 1,000円~2,000円 または菓子やおもちゃ
小学生 2,000円~3,000円 (小学校低学年と高学年で分けている場合も多いようです)
中学生 3,000円~5,000円
高校生 5,000円~
大学生 10,000円~
成人 10,000円~
いろいろなサイトでこれくらいという年齢別の表がありましたが、みたところ、こんな感じのようです
大学生以上は「自分でバイトできる」とか「成人してまであげる必要はない」という意見も多いようですが・・・
そこはやはりその家庭しだいで賛否両論ありますが、正解というのはないと思います。
私は、成人してからも母が用意してくれていたのでありがたく貰っていました。
気持ちだと思い受け取ります。
そして、お返しに温泉に連れて行ったり、一緒に旅行に行ったりしていましたが、とても喜んでくれました。
どちらにしてもあげるものだ、と考えるより、しきたりはともかく喜ぶ顔がみたい、というところにつきるのではないでしょうか?
お年玉の意味 さいごに
今回、いろいろ調べて知らなかったことが解りスッキリしました(^o^)
大体は、ずれていなかったと思うものの、そうだったのか、とか、なるほどと思う事ばかり。
わかっているようなことでも、なにも考えず恒例だからとやっていたことのなんと多いことかと実感しています。
行事に関しては、今日は〇〇だから、△△しなくちゃ、的なところが多々あるので、これからもなぜ?と思ったことはスルーしないでできるだけ調べていきたいなと思っています。
ここにいらして下さった方にとって、少しでもお役にたてればと思います。<(_ _)>
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