東京23区以外の地区を表すのに、東京都下といいます。
また、多摩地域、三多摩地区などのことばを使うこともあります。
今一つその区分というか、何がどう違うのかすっきりしません。
多摩地域にある市町村の区分けや〇〇市はどの地域になるのか?ということですね。
きっかけは、初詣に都心ではなく、地元に近い神社にいきたいと思ったため。
多摩地域の区分がどうなっているのか?
そして、それぞれの地域にはどんな神社があるのか?
というのを知りたかったんですね。
なので、まずは多摩地区の地域の分け方から調べてみました。
東京都下と多摩地区とは?
東京都下の意味を調べてみると
「都下」とは
・”東京都の管轄下の意。また、東京都の管轄下のうち23区を除く市部・群島・島の称”
(『広辞苑』第五版)・”東京都の管轄する地域。特に23区を除いた地域”
(『明鏡国語辞典』初版)
とあります。
辞書では「都下」を”東京都の管轄下だけど、特に23区以外の市町村や島嶼部”と定義しています。
また、「多摩地域」は、
多摩地域(たまちいき)、多摩地区(たまちく)、三多摩(さんたま)、多摩(たま)とは、東京都のうち、区部(旧東京市)と島嶼部(伊豆諸島・小笠原諸島)を除いた市町村部を指す。
と定義していますね。
ということは 多摩地区というのは東京都に属しているので都内で、東京都下でもあるけれど、東京都下とイコールではない
(区部(旧東京市)と島嶼部(伊豆諸島・小笠原諸島を除いた市町村部を指す。とあるので)
都下の一部という位置でしょうか
なんだかややこしい。
これらのことばを使うところ(仕事の種類や報道、官公庁など)によって、都下や都内という言葉は使い方の範囲が少し変わるようです。
今回は都下、とりわけ三多摩地域の区分を調べてみました。
私の住まいも都下なのですが、多摩地区のどこに属するのか?
友人も近くに散らばっていますが、今回調べたら、近いと思っていたら違う地域だったという人も少なからずいました。
地域を地図で色分けしてみました。
東京都下 多摩地区の区分
三多摩地区というのは、多摩地区を北多摩地区・南多摩地区・西多摩地区に分けてその呼び名の様ですが、西多摩郡というのもあります。
ここは西多摩地区に入るのでしょうか?
西多摩地区も西多摩郡も西多摩のエリアと考えたらわかりやすそうです。
もひとつすっきりしないのですが、多摩地区の区分を地図で見ると図のようになりました。
地図のエリアをクリックすると、その地域のページへ飛びます
緑色・・・北多摩地区
ピンク・・南多摩地区
水色・・・西多摩地区
黄色・・・西多摩郡
三多摩地区の区分
北多摩地域(17市)
・立川市・武蔵野市・三鷹市・府中市・昭島市・調布市
・小金井市・小平市・東村山市・国分寺市・国立市・狛江市
・東大和市・清瀬市・東久留米市・武蔵村山市・西東京市
南多摩地域(5市)
・八王子市・町田市・日野市・多摩市・稲城市
西多摩地域(4市)
・青梅市・福生市・羽村市・あきる野市
西多摩郡(3町1村)
・瑞穂町・日の出町・檜原村・奥多摩町
多摩地域のまとめ
そもそも東京都下にある神社に初詣に行こう!と考えての地域調べでした(^^;
都内には有名な神社が数多くありますが、この都下の地域にも有名な神社があります。
そこで、近い神社あるいは、少し足を延ばしてもよさそうな神社を探そうと思っての地域調べでした。
横道にそれてしまいましたが、今までなんとなく使っていた「東京都下」や「多摩地域」ということばが、少し思い込みでちがっていたことも確認できました。
そんな訳で、これから多摩地域の神社を調べてみたいと思います。
それほど知られいてない神社でも、初詣の時には、それぞれの特色があり、賑わいをみせています。
初詣にお詣りする地元の神社を知っておくのもよいのではないかと思います。
また、多摩地域にお住いの方も、遠出ができない、でも初詣に行きたい。
という方には地元の神社や近くにある有名神社もおすすめですね。