春には卒業卒園や入学入園といったお祝いごとが目白押しですが、その際のお祝いについて悩む方も多いと思います。
一般的なマナーとしての相場や贈り方といったものもありますが、相手がお友達の子供の場合はどうでしょう。
お祝いの前にお祝いを贈るべきかやめた方がいいのか悩む方が多いようです。
なのでお友達のお子さんのお祝いに関してのマナーや相場などについてまとめてみました。
友達の子供の入学祝はあげるべき?
入学祝いなどは身内だけで、友人同士では一般的にお祝いはしないといわれています。
きりがないですからね。
それでもお祝いをしたいという場合がありますよね。
これは、あなたとお友達との関係やお付き合いの程度で変わってきますよね?
とても親しい間柄の場合は
・相手が気を使わない程度のお祝いを(お返しを気にしなくてよいようなもの)する
・相手とそういったことを話し合える間柄なら、お互い様で気を使うからお祝いはやめましょう。
ということを伝え、本人に「おめでとう」のことばを直接伝えるだけ、(或いはちょっとしたものとか500円程度の図書券などをおまけ的に)にする。
・電報やカードなどでお祝いのことばを伝える。
特に親しいというわけではないお友達関係
・お祝いはしません
・なにかの機会にお子さん本人と会った時には「〇〇ちゃん小学生だね、おめでとう!」と声をかける程度でいいのではないでしょうか。
お祝いという形で改まってなにかすると、相手もお返ししなくちゃと気にするかもしれません。
ここら辺は相手によってケースバイケースになりますが、基本はあげないでいいかなと思います。
友達の子供の入学祝いをする場合のマナー
親しいお友達の場合、普通はお祝いをわざわざあげないと言われても、なにかしてあげたいと思っているあなた(^o^)
その場合、お祝いの相場やタイミングなどのマナーはどうでしょう。気になりますよね
入学祝いを贈る時期
入学が決まってから、入学式の2~3週間前までに贈るというのが一般的です。
でも時期を逃してしまった、なかなか会えないなどの場合は入学してからでもよいと思います。
これはルールではないのですから、気持ちを伝える時期ですよね。
ただし、あんまりにも時がすぎてから変なタイミングだとお祝いのしかたが難しくなると思いますので、(^^; お祝いしたいと思ったら、なるべく入学前にはお祝いしてあげられると良いですね。
入学祝の相場
現金の場合はお友達なら3,000~5,000が相場になります。
贈り物でする場合もそれくらいのものをプレゼントすることになりますね。
ただ、お友達の場合はあまりお祝い金で贈ることは少ないとおもいますが・・
相場はあくまでも目安です。
ほんのちょっとしたものでもお祝いしたいという気持ちが伝わればいいと思います。
入学祝の熨斗と表書き
御祝い金を渡したいという場合、ご祝儀袋は紅白の蝶結びを使います。
表書きは「入学御祝い」「祝御入学」などの下にお子さんの名前を書きます。
贈り物の熨斗も同様です。
入学祝いの贈り物で気を付けること
御祝い金より心のこもったものをプレゼントしたいと思うことがあると思いますが、こちらの都合だけで「これなら喜んでくれるだろう」というのは注意が必要です。
よほど相手のお子さんのことや状況を知っている場合以外は、割と勝手な憶測で選ぶこともあるようなので。
よくあるのが文具や学校にあがってから必要になるだろうということで、流行りのキャラものを選ぶ場合です。
これは学校で禁止されている場合も多いので、折角贈っても、学校には持っていけないということになります。
また流行っているからその子が好きとは限りません。
他ににも、さまざまな袋もの(習字どうぐや体操着などをいれるもの)これらも規格が学校で決まっていたりすることもあります。
それらを調べて入学祝いだからと学校で使うものにこだわる必要もないと思います。
どうしてもという場合は、ハンカチや靴下などに子供の好きなキャラがあるものや、いくらあっても困らない鉛筆や消しゴムなどをセットにするというのもありかと思います。
(ここらへんまでキャラもの禁止という場合もあるので気を付けて)
あとは、学校の道具などにつける名前シールのセットなどが喜ばれます。
学校にこだわらずに、お家で使える物を贈るのもいいかと思います。
本が好きな子なら図書券や事前に好きな本など調べて本事体をプレゼントにする。
お絵描きが好きな子ならクレヨンや色鉛筆とスケッチブックなどをセットで。
また、好きなキャラがいて、それなら喜んでもらえるとわかっていて、そのキャラものを贈りたいという場合は、
「お家で使ってね」と一言。
無難なところでは、図書券・商品券などで、好きなものを自由に買ってもらうのがいいかもしれません。
友達のこどもの入学祝 さいごに
なにかと御祝いする機会はありますが、この場合のマナーはとか、こういうルールが・・というのはいろいろあります。
でも、マナーは決まりではなく、この方が相手に不愉快な思いをさせないですよ、お付き合いの中でこんな風にした方がいいですよね。
ということだと思います。
あくまでも目安で、あなたとお友達との付き合いの深さや関係で変わってくると思います。
まずは、お祝いをしたいという気持ちを大事にして、しない、するを判断したら、するなら、どうしたら相手が喜んでくれるかを考えればOKです。
最後に親しいお友達で、なんでも言い合えるなら、本人にさりげなくお祝いを渡して、その場で「ありがとう」がきけたら、お友達には「お返しとかはなしね!」と言えるといいですね(^o^)
お子さんのありがとうがお返しですから。