最近相次ぐ地震や火山の噴火。
現在は次々と発生する台風とその被害。
このところの異常気象には毎日不安がつのります。
そして山といえば連峰のような連なる姿が多いですが、世界的にも珍しい富士山の孤高な姿。
日本人のみならず人の心を捉えて離しません。
富士山はまるで自分が日本の中心であるかのように毅然と佇んでいます。
実際、富士山は日本最高峰であるうえにその位置も重要です。
ひとたび噴火すれば、多くの都市が多大な被害を被ります。
富士山の噴火
実際1707年に発生した宝永大噴火では甚大な被害を被りました。
そして2週間以上も噴火が続いたのです。
その火砕流などの発生によって数十年にもわたり復興できない地域も存在しました。
300年以上前の話です
でも、忘れてはならないのが富士山は今なお活動しているということです。
前回の宝永大噴火の際、近くで1か月前にマグニチュード8クラスの地震が発生し、
発生源周辺では巨大な地割が起きる程でした。
その地震が富士山のマグマを刺激し、大噴火が発生しました。
巨大地震は富士山のマグマ溜まりを刺激するんですね。
近年、日本各地で発生している地震は大きく、マグマを刺激している可能性が高いわけです。
それだけではありません。
噴火は間もなく、またやってくると予言されています。
富士山には「312という数字がまつわる」と
多くの予言者たちが予言しています。
もしその予言を信じれば前回の噴火から間もなく数字の年になります。
1707年に312を足すと 2019。
予言を信じれば近いうち噴火の年がやってくるということです。
日本は終わる？富士山が噴火したときの影響とは
富士山が噴火するとどうなるのでしょう。
火山学の専門家でなくても大凡の推測は可能です。
それは富士山が存在する位置と、その規模が関係しています。
前回の富士山噴火を例に挙げてみれば、静岡県と山梨県など周辺の地域だけに留まりません。
神奈川県も噴石による被害が予想されます。
さらに噴火の時期によっては火山灰がかなり広範囲に飛ぶ可能性も考えられます。
火山灰は単なる灰ではありません。
重量があり、電気を通します。
電線に降り積もれば、ショートします。
つまり火山灰が降れば電気は使えなくなるわけです。
さらに灰は呼吸器系に障害を起こすため、体調不良になる人が増加します。
電気がストップし、多くの人が救助を求めることになり、
首都圏は完全にマヒすると予想できます。
日本の中心が止まってしまうのです。
地方都市がどれほどあがいても日本の機能を賄うことができるところはありません。
となると富士山の噴火が日本を壊滅させる可能性は十分にあるといえます。
科学者が警告！富士山が噴火するときの前兆
科学者たちはこれまでの地震の発生個所や震度などから噴火を予測しています。
しかしその予測は完ぺきとは言えません。
というのも地球はほぼ生物といえるからです。
常に科学の予測を上回る結果を出すのです。
科学の力をもってしても完全に噴火を予測することは出来ていません。
しかし、それでもここ数年の地震からプレートのずれ、マグマの活性化などを把握しています。
科学者たちは噴火の可能性が高まっていると推測しています。
では実際どうしたら富士山の噴火の前兆を把握できるのでしょうか。
前述したように地球は生物と同様です。
地球に住む生物は本来前兆能力を持っています。
鳥や獣たちは、危険を察知すると危険から遠ざかるように移動します。
人でも、例えば嵐が起きる前に偏頭痛を発症する人がいますが、
あれば前兆能力といわれています。
このように人間を含む多くの生物は自分の地盤の変化を見抜く能力があるといわれています。
大地震や大噴火の前には鳥の動きが慌ただしくなる。
犬や猿など、通常大人しい性質の動物も気性が荒くなる。
また地震や噴火は地球の電磁波が急変するため、空の様相が変化する。
巨大地震の前兆として地震雲が表れるところからも理解できます。
普通に生活していても前兆を把握することができるわけです。
ただ、これだけ自然から離れてしまった人間には、その能力も衰えているのでは
と感じてしまいます。
話がそれますが、引き寄せの方というのをご存じの方もいると思います。
簡単にいってしまえば、心から望めば、望むものは手に入るみたいなことですね。
この引き寄せの方などを考えるとき思い出す小説があります。
昔読んだ星新一さんの短編で、詐欺師があなたの未来を望むものにします。
みたいな話です。
騙された客は2つの入口というかトンネルみたいなものから、好きな方を選び、その道を行けば望む未来に続いているというようなお話です。
2つの入口は平穏で平和な未来へ続くものと破滅し破壊される未来（言葉は違うかもしれませんが）に続くものの2択です。
そして、訪れた客の中でも、世の中に少なからず影響を与えるような権力者、いわゆる政治家や大金持ちやそういった人たちが、こぞって破壊の待つ未来を選び、まんまと騙した詐欺師たちは、その行方をみながら、未来に不安をもつというお話です。
引き寄せとは違いますが、「病は気から」という言葉があるように、人の不安や恐怖も同じで、すぎれば、本当になってしまうのでは？という思いが少なからずあります。
平和を望みながらも、逆のことも考えられるのが人間ではないでしょうか？
オカルト的になってしまうかもしれませんが、思念というか大勢の人の思いが同じ方向を向いて膨大なものになると、それは実現してしまうかもしれないということです。
もうすぐ噴火する、地震があるという不安も断定的に思い込むと、その思いも望まなくても叶ってしまうというようなことも考えてしまいます（＾＾；
はっきりと予想できなくても、大地震も富士山の噴火も、いずれ訪れると科学者たちもいっています。
そうなのだろうとは思いますが、できればそういった大惨事にも対応できるようなになるまでは、 噴火も大地震もないといいなぁと・・願うばかりです。
富士山噴火 さいごに
富士山は活火山です。
実際に過去に何度も噴火を繰り返しています。
あの規模の山が噴火するのだからその被害は想像を超えます。
そして科学的にも噴火の可能性は高まっているようです。
災害は忘れた頃にやってくるといいます。
そしてその災害は思わぬ脅威となり、とてつもないパワーで私たちの日常を
奪うかもしれません。
人の能力は向上しましたが、自然の力はとても強大です。
そのことを忘れないようにしたいと思います。
