2019年4月1日。年度がわりということもあり、今日から!
ということがいろいろあります。
気になる「今日から」を少しまとめてみました。
主なことでは、今日からではないですが5月から変わる新元号の発表があります。
そして、気になるのが値上がり!また、働き方改革もあります。
そして外国人労働者の受け入れを拡大する新制度「改正入管難民法の施行。
今日は4月1日ということで「エイプリルフール」でもありますね(^^;)
なんだかフェイクニュースも飛び交いそうですが・・
●新元号発表
まずは、昨日までは各TV局では、平成を偲ぶ番組が目白押しでしたが、
今朝は新元号発表まで後〇時間のようなニュースがいっぱいです。
平成最後の日は4月30日で、翌5月1日が新元号初日ですが、昨日3月31日を
「平成最後の日」と勘違いした人がたくさんいたようです(^^;)。
原因は3月31日は年度終わりの区切りの日で、4月1日に新元号の「発表」があるということで勘違いしてしまったんですね。
新元号の発表は4月1日午前11時半ごろからの記者会見で発表される予定です。
新元号発表の記者会見の様子はは政府インターネットテレビなどでライブ配信されるそうです。
元号発表まで
政府は既に候補を5案程度に絞り込んだとみられ、1日午前の有識者による「元号に関する懇談会」を経て、
★午前9時半に元号に関する懇談会を開き、午前10時20分ごろから衆参両院の正副議長に意見を聴く
★その後、全閣僚会議で新元号案を決定し、臨時閣議で新元号を定める政令を決定する。
★午前11時半ごろ菅義偉官房長官が発表します。
★正午ごろから記者会見で安倍晋三首相が談話を発表、新元号の意義を説明します。
新元号は・・・
・英語表記の頭文字が明治以降の元号の「M、T、S、H」と重ならないようにする。
・広く一般的に使用されているものは選ばない。(社名などに使われている物など)
・漢字2字/書きやすい/読みやすい/これまでに元号またはおくり名として用いられていない/俗用されていない――という方針で絞り込み
・新元号で用いる漢字の画数に明確な基準はないようですが、政府はなるべく1文字15画以内にとどめたいという考え。
これまでの元号
元号 |
引用句 |
意味 |
出典 |
明治 |
聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)いて治む |
聖人が南に向かい天下の政務を処理すれば、明るい方向に治まる |
易経 |
大正 |
大いに亨(とお)りて以て正しきは、天の道なり |
おおいに順調に進み、正を得るは、天の道である |
易経 |
昭和 |
百姓(ひゃくせい)昭明にして、万邦を協和す |
人々がよき徳を持ち、天下の国々を強調和合させた |
書経 |
平成 |
地平らかに外成る 内平らかに外成る |
天地、内外とも平和が達成される |
書経 史記 |
新元号の予想がさまざまな人によって行われていますが、まだ決定されているんではないんですね(^^)
感じ2文字がどこの出典からというのも気になるところ。
漢籍からか和書からか・・・
●4月から相次ぐ食品などの値上げ
身近な気になることでは値上げ!ですね。
4月1日から乳製品や飲料品、麺製品などが値上がりします。
原材料価格や物流費の上昇を企業努力ではどうにもならなくなったためというのが理由ですね。
10月の消費税増税を控え、値下げされるものもあるとはいえ、
日用品なだけに家計にはかなりの負担増になります。
主な値上げ品目
分類 |
値上げ品 |
暮 |
牛乳やヨーグルトの出荷価格(明治、雪印メグミルク、 |
大型ペットボトルの出荷価格(コカ・コーラボトラーズジャパン |
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クリームチーズ(伊藤ハム |
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冷凍麺製品(日清食品チルド |
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サバの缶詰(日本水産 |
|
食塩(塩事業センター |
|
ハンバーグ商品など(びっくりドンキー |
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教育 |
授業料値上げ(東京芸術大学、東京工業大学) |
・明治や森永乳業などは、飼料価格の高騰など酪農の経営環境の悪化を受けて、
生産者団体と生乳の買い取り価格の引き上げ合意で、主力商品が店頭で10円程度値上がりしそうです。
・物流費と原材料費の高騰が原因で、大型ペットボトル飲料ではコカ・コーラボトラーズジャパンが1・5リットル入りコカ・コーラなど30~40種類の税別希望小売価格を20円値上げ。
・小麦粉の価格上昇で日清食品チルドが冷蔵麺製品を値上げ。
・健康ブームで人気の高いサバ缶は需要増や漁獲量減少などの要因で日本水産が値上げ。
・値上げが受け入れられにくい商品も多く、コスト削減は各社の重要課題となっています。
味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清フーズ、ハウス食品グループ本社の5社は4月、物流新会社「F-LINE」を設立し、運転手不足に伴う物流費上昇などの問題に共同で対応するようです。
・ファンタ、綾鷹などが4月1日出荷分から27年ぶりに20円値上げ。
・家庭用の食塩1キロも17円値上げ。
などなど、今回、麺や、乳製品など、4月1日に値上げする商品は、食料品だけでも800品目以上あります。
買わない訳にはいかないものばかり、どうしたらいいいの?
というところで、こうした状況にスーパー側はどう対応するのか?知りたいですよね。
・定番価格を変えない代わりに特売をやめるということは考えなければいけないことの一つ・・
・値上がり前に商品を多く仕入れ、値上げせずに販売する期間を長くするなどの工夫。
スーパーによっては価格据え置きというところもありそうですが、値上げは4月だけでは終わらないという意見もあります。
10月予定の消費税の増税の後には値上げしにくいので、少なくとも消費増税の前までは、値上げの傾向は続く。ということのようです(><)
・一方で値下がりしたものもあります。
TPP参加国からの輸入関税が段階的に削減されるため、現在26・9%の冷凍牛肉関税は26・6%に下がります。
・国際線利用客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)は原油価格の下落に伴い4月発券分から下がります。
全日本空輸は北米、欧州路線を片道1万500円安い7千円に値下げするようです。
・電気代・ガス代が値下げ
賢く買い物をして、節約しかないのでしょうか?
食品の買いだめは消費期限もあることで、あまり意味はないかもしれません。
日持ちのするものは据え置き価格のところで、今の内にストックでしょうか・・
●2019年4月1日から「働き方改革関連法」が順次施行
働き方改革は
「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などから
就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることという重要な課題の解決のために設けられたんですね。
働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、
働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指すということのようですが・・・いろいろな事情や状況の中どうなるかはこれからですね。
詳細は厚生労働省のページでご確認ください。
引用:まとめると次のようになります(愛知労働局ページより)
・時間外労働の上限規制の導入【施行:2019年(中小企業2020年)4月1日~】
時間外労働の上限について、月45時間、年360時間を原則とし、
臨時的な特別な事情がある場合でも年720時間、
単月100時間未満(休日労働含む)、
複数月平均80時間(休日労働含む)を限度に設定する必要があります。
・年次有給休暇の確実な取得【施行:2019年4月1日~】
使用者は、10日以上の年次有給休暇が付与される全ての労働者に対し、
毎年5日、時季を指定して有給休暇を与える必要があります。
・正規・非正規雇用労働者間の不合理な待遇差の禁止
【施行:2020年(中小企業2021年)4月1日~】
同一企業内において、正規雇用労働者と非正規雇用労働者
(パートタイム労働者、有期雇用労働者、
派遣労働者)の間で、基本給や賞与などの個々の待遇ごとに
不合理な待遇差が禁止されます。
●改正入管法施行へ 外国人就労拡大、最大34万人
外国人労働者の受け入れを拡大する新制度を盛り込んだ改正入管難民法が4月1日、施行されます。
新制度の中心を担う出入国在留管理庁も同日に発足。でも、外国人向けの相談窓口設置や、送り出し国との協力態勢などの準備は遅れているようで、多くの課題を残しているようです。
4月1日から 変わること さいごに
この他にも今日からというものがいっぱいあります。
あげたのは身近に気になることだけですが、なんだかこれからいろいろ忙しくなりそうですね。
年度替わりということもあるし、丁度良い機会、自分自身の環境や生活を振り返ってみるのもいいかもしれません。