台風情報がTVから流れてきます。
土用波に注意、海水浴では離岸流に警戒してください・・・
この当たり前に使われている気象用語、なんとなくはわかるけど、
どういう意味っていうことの方が多いんですね。
あなたはしっかりわかって聞いていますか?
土用波とは?
Wikipediaでは、
土用波(どようなみ)とは 、晩夏にあたる「夏の土用」の時期に、発生する大波 のこと。
とあります。
夏の土用の時期に、土用波が来ることは、漁師さんの間では昔から知られていたようですね。
年に4回季節の変わり目の四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前のそれぞれ約18日間のことをいうんです。五行に由来する暦の雑節なのね
ん?じゃあ夏の土用って立秋の直前約18日間のことなのかにゃ?今年(2019年)の夏の土用は7月20日から18日間で8月7日までだから・・・もう過ぎてるけど、この土用と土用波って関係ないのかにゃ?
いや同じだけど、今は土用という言葉の定義にとらわれないで「夏から秋にかけて太平洋上の台風の影響で発生する高波」といった意味合いで使われているようですね。
気象学の発達によって、これは遠洋にある台風の影響だということが分かったみたいだね。
そうだね。ちょっと波のことを調べてみたから↓を参考にしてみて
波浪(風浪とうねり)
波浪とは波のことですね。
水面に起こる波の総称をいいます。
無風で波の無い状態の時は海面はほぼ平坦で凪(なぎ)と呼ばれます。
「波」は、風によって起こります。
風が海面に当たると、風と海水の摩擦で海面が波立ちます。
波浪には風浪(ふうろう)とうねりの2種類 があります。
風の吹いている海上に、風によって直接起こる波を「風浪」あるいは風波 (ふうは、かざなみ)といいます。
風が強くて、同じ風向きの距離が長いと、波は発達します。
この発達した波が徐々に弱まって、周期を長くしながら
遠く離れたところまで届くのが「うねり」 です。
つまりうねりは、その場所の風に直接関係のない波が、
他の海域で起こった風により伝わってきたものなんですね。
土用波もこのうねりの一つ です。
暴風域では風浪が起りますが、風がやんだあとも波長の長い波が残って、
うねり となって遠くまで伝播されます。
うねりの進行速度は台風などの暴風よりも速いんです。
南方に台風が発生すると日本近海はまだ晴れて風もないのに海岸に大きな波が打ち寄せることがあり、台風の前ぶれとなります。
土用波というのは 、台風によるうねりが夏の土用の頃に太平洋側の海岸に大波が打寄せてくることから名づけられたものです。
土用波は、その場所では風が弱くても、高い波が打ち寄せます。
この周期の長い波は、沖では高く見えませんが、砂浜や防波堤では急に立ち上がり砕けた波になります。
波浪警報 とか波浪注意報 というのを聞いたことありますよね?
これは気象庁が風浪やうねりによって災害が引き起こされると予測 される場合に発表されるものです。
天気予報の波予報で「うねりを伴う」という表現がでてきたら注意が必要です。
うむ。大体は・・・。土用の期間頃から秋にかけて起こるから土用波って言って、これは、目の前では何も起こってないけど、遠くで台風が発生したりしたら、その影響で大きなうねりが押し寄せてくる・・ということなんだにゃ。
まぁ、そんな感じだね^^;土用波の最盛期は、現在では海水浴のピークにも当たるので、大潮とも重なるため、砂浜で海水浴をする人や、釣りをする人がこの波にさらわれる事故も起こりやすくなります。なので、この時期に遠洋に台風があるときには十分な注意が必要です、ということね。
※大潮・・・潮の干満{かんまん―潮のみちひき。)の差が大きい状態
画像元:ディスカバーニッポン
離岸流とは
離岸流に警戒とかもよく天気予報できくけど、離岸流って?
確か、ニャンもちょっと経験あるんじゃない?去年、危ないとこだったよね^^
そうそう。波は沖から海岸へ打ち寄せるでしょ。すると海水はどんどん岸に貯まるので、どこかから沖に戻ろうとするのね。 この時の岸から沖の方へ向かって一方的に流れる速い流れのことを離岸流(リップカレント)と呼ぶんですって。
あれは、怖かったにゃ^^;泳いでも泳いでもどんどん岸から離れていくから焦ったにゃん
うん。途中で前に聞いたこと思い出して、横に泳いだら逃げられたにゃん。岸に向かうんじゃなくて、岸と平行に横に泳ぐのがいいって言われてたにゃ
離岸流に流されたらどうする?
・まず、あわてず落ち着く (パニックにならない)こと。
・可能なら、まわりの人に流されていることを知らせる 。
・岸に向かって泳がないで岸と平行に泳ぐ 。
海岸と平行に少し移動すると逃れられる
・沖に向かう流れを感じなくなったら、岸に向かって泳ぐ 。
・泳ぎに自信のない人は、無理に泳ごうとせず浮くことに専念 する。
離岸流は 、一旦発生した後、1ケ月近く同じ場所で発生し続けることもあります。
その一方で発生から2時間後には位置を変えることもあるという気まぐれな性質なんですね。
砂浜の整地や入れ替えで流れや発生状況が変わることもあります。
海に入る時は、気が付かないうちに沖へ流されて慌てることがないよう、
周囲を観察するなど注意しながら遊びましょうね。
離岸流は、決してめずらしいものじゃないし、毎年どこにでも発生する流れなんですね。
離岸流の特性を知って、楽しい海水浴にするためにもいろんな約束ごとも守って泳がないとだね。
波が高い時は、海に近づかない。
突堤や構造物の近くでは泳がない。
砂浜が削られている場所付近では泳がない。
とかだにゃ。
あと、複数人で行動して、砂浜等で休憩中の人は海に入っている仲間を注意して見るようにするのも大事だね。
そうだよ!ちゃんと気をつけてないとだめだにゃん。おいらが流されかけた時波空寝てたにゃん。
他にも当日の天気予報の確認とか、遊泳禁止区域では泳がないとか飲酒後や体調の悪い時には海に入らない。とか・・・いろいろ気をつけることがあるにゃん。
土用波とは? さいごに
まぁ、ともかく土用波はなんなのかとか、離岸流ってどういうことっていうのはわかったよね。
うん。天気予報ってさ、予報士の人は専門家だから天気予報を伝える時も気象用語?っていうのかにゃ?当たり前に使っているけど、知らない言葉とか意味がわからないことも多いんだにゃん。
だね。わからないなりに、なんとなく頭の中では「こんなことかな?」なんてふわっとわかる気がするけど、用語によっては「それなに?」っていうのもあるよね^^;
うん。お天気に限らず、専門家の人がTVなんかで話すことは本人には当たり前だから、おいらみたいに解らない人がいるということがわからないんだにゃ。おいらを基準に話すと誰でも理解できると思うよ^o^
それしたら、3分で終わる話が30分とかになっちゃうね(^^;)現時点では、解らなかったら調べるということだね
ちょっとだけおまけ?
今日の予報を聞いていた出てきたことば。
高波⇒高く大きな波。波浪注意報・警報の対象になる程度の高い波
高潮⇒台風や低気圧により海水面が異常に上昇する現象。
大潮⇒朔(新月)及び望(満月)の頃、満潮と干潮の潮位の差が大きくなった状態。
♪ 他にも気象やお天気に関する記事を集めましたので、こちらもご覧ください(^^) 気象やお天気に関する記事一覧
にほんブログ村
投稿者: 波空
波空です、こんにちは。
好きなことを自由にやりたくてブログアフィリエイトにチャレンジするも、なかなか成果はでなくて今に至るです(^^
好きなことやりたいことはたくさんあるけど、とにかく時間とお金がないことには走り出せない。
好きなものは
アニメ・漫画
ゲーム
絵を描くこと
パソコンで遊ぶこと
中島みゆきさんの歌
やりたいことは・・
空を飛びたい
馬に乗って自由に走り回りたい
猫を飼いたい
自由に好きな時に行きたいところに行きたい・・
いろいろあるけど、まずは資金と自由な時間を確保できないと進まない。
日々どうしたらできるか考えながらゲームやアニメで遊んでいる毎日。。
現在リアル仕事が2つあるので、当面の目標は仕事を1つにすること。
波空 のすべての投稿を表示