自転車保険の義務化?日頃自転車利用の多いので気になる話題です。
具体的にはどういうことなんだろう?
自動車のように免許があるわけでもないから、義務化といっても、加入の確認なんてできないですよね?
それともなにか新たに免許のようなものが自転車にも設けられるの?
よくわからないのでそこは調べるしかないですね(^^;)
自転車保険の加入
【2019年9月18日の都議会で可決・成立した条例は、自転車の利用者やその保護者に損害賠償保険の加入を義務付けるもので、2020年4月に施行される】
となっています。
東京都も自転車を利用する人やその保護者に自転車損害賠償保険の加入を義務付ける条例を制定したんですね。
現在2019年では東京都は「努力義務」となっています。
つまり自転車保険に加入するように努めなければならない。
といった意味で、加入しなければならない。ではないんですね。
それが来年4月からは義務になるわけです。
加入しなければならないになるということですね。
義務化?って、保険に入っているかなんて他人には解らないですよね。
いえいえ、反対するものではないですけど、どういうことなんでしょうか?
自動車の任意保険と一緒で、もしもの場合を考えて入りましょうということでしょうか?
東京都の「東京都都民安全推進本部」のページに
「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」
というのがあります。
改正のポイントは、乗る人も保護者も、販売店や自転車通勤を許可している事業所やレンタル自転車など、、その他もろもろ自転車に関する仕事についているところでも保険に入ることを薦めたり確認したり、保険の情報などの提供の努力義務化とあります。
「都条例には罰則規定はないが、条例成立を受けて自転車保険への都民の関心が高まることが期待される」ということです。
罰則はないといっても、個人以外にも義務化されるのですから、例えば学校などでは未加入では自転車通学を認められないとか、会社でも自転車通勤は禁止とか、場合によっては自転車を買う時に加入しないと売って貰えないなんていうこともあるかもしれませんね(^^;)
まぁ、いつ自分の身に降りかかるかわからないですから、入っておいた方が良いと思います。
が、強制力も罰則もないわけなので意識を高めるという意図のようです。
年々自転車による事故は増えているようで、その中でもニュースにもなるような重大な事故も起きています。
事故によっては莫大な賠償金の発生する事例もあります。
そんな時、加害者にも被害者にもなりえる自転車は保険にはいっていない場合も多く、一生かけて賠償金を払い続けているなんていう方もいるようです。
自転車事故の事例
・自転車事故をめぐっては、神戸地裁で25年7月、歩行者の60代女性を自転車ではね、重篤な状態にさせた小学5年の男子児童の母親に対し、約9500万円の支払いを命じる判決が出た。
・川崎市では29年12月、電動自転車に乗りイヤホンをしながらスマホ操作をしていた20歳の女子大生が、歩行中の77歳女性と衝突し、歩行者が死亡するという事故があった。
などがあります。
被害者になっても加害者になっても一生の問題です。
もしもに備えて、“被害者の保護”と“加害者の経済的負担軽減”のために、自転車保険の加入を勧めているということですね。
保険の確認をしましょう
そこで、早速長年おつきあいのある保険屋さん(保険代理店)に確認してみました。
「今入っている保険の他に自転車保険に入る必要がありますか?」
保険屋さん曰く「大丈夫です、現在加入の総合障害保険に個人賠償責任もついていますから」とのこと。
保険の説明って細かくてよくわからないから、聞くのが一番(^^;)
自動車の任意保険に自転車も含まれることもあるみたいなので確認するといいですね。
自転車保険加入義務化 まとめ
・自転車に乗っている人や保護者、業者などは「自転車保険加入は義務」になるのですすんではいりましょう。
・慌てて加入する前に現在の自分の保険の確認や見直しをしましょう
・罰則がないなら入らなくていいや、ではなく自分も他人も守るためにも入りましょうね!
という結論です(^^)
自転車の違反やルールについてはこちらの記事を参照してください。
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